FOMC終了でどうなる日本株？【西村剛】

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今月の注目イベント、FOMCが終了しました。

利上げ幅は0.25％となり、ほぼ市場予想通りも、一部では金融不安により利上げが見送られるのではないかとの見方もあったため、株式市場は失望売りで下落する展開となりました。

FOMCが終わったことにより、短期的にはまだ株式市場も値動きの荒い展開となりそうですが、それを過ぎれば落ち着きを取り戻してきそうです。

特に米国株に関しては、さらなる金融機関の破綻が無ければ、徐々に米国株も上昇してくるのではないかと期待しています。

特に金融不安を理由にさらなる大幅な利上げが難しくなってきたことや金利の上昇のピークが見え始めたことから、これまで売られていたハイテク株の買い戻しの流れが生まれるのではないかと期待しています。

日本市場においても短期的にはまだ値動きの荒い展開となりそうですが、落ち着いてくれば米国株同様、大型株のハイテク株、半導体関連などの成長株が買い戻されるのではないかと期待しています。

ただマザーズについてはまだ注意が必要です。

４月はIPOラッシュが控えており、IPOに申し込む資金需要のために既存の銘柄が売られやすくなります。ですのでマザーズに関してはまだ様子見が無難でしょう。

いずれにせよ、FOMCという大きなイベントが終わったことで、日米ともに少し買い安心感が出てきそうです。

特にここから４月前半にかけてはこれまで売られていた大型株のハイテク株に注目が集まるかもしれません。ぜひ今のうちに銘柄探しをしておいてくださいね。

ー西村剛

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 （過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある） システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。

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