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春のIPO祭りの後半となってくる4月は12社が上場します。
その中で一番の注目はispaceになります。実際に既に主幹事の日興SMBC証券でブックビルディングの申込みをしている方は驚いたかもしれませんが、申込みの手間暇というか説明時間やメールでのやり取り含め、他のIPO銘柄と比較して尋常じゃない対応となっております。
特に「株価が0円になることもあるやら覚悟しておいて下さい。」「ロケットの着陸が失敗したときには株価に著しい影響があることを加味して下さい。」ととにかくリスクに対する説明を延々とされます。
まるで、ブックビルディングをするのは辞めて下さいとも聞こえるし、この説明やらやり取りを、ブックビルディングをした全員にしているとなると、いったい、どれくらいの時間を要したのでしょうか。
また、このような説明を聞き、心の中では「赤字バイオの上場やファンドの売抜け案件の再上場銘柄ではここまで説明していないじゃないか?」と思い突っ込みを入れたくなりました。
しかしながら、仮条件は想定価格前後の設定で、国内での配分も減らされ、全国の委託販売団への募集も一切やっていないことから、ispaceは何か特別扱いIPO銘柄と判断しております。
初値についても個人的にはそれなりに飛ぶのではないかと思いますが、セカンダリーにおいても勝負をし、中長期投資としても投資をするところでございます。
もう一つの注目ではやはり楽天銀行になるところであります。先月に上場した住信SBI銀行が公開価格を上回って推移していることから、楽天銀行においても著しい公募割れは考え難いととらえ、こちらに関しては、公募獲得分は中長期投資としてホールドしていこうと思っております。
ちなみにジェノバやRidge-jあたりが複数株、獲得できれば4月のIPOは大成功と言えますが、前者はシェアの93%を占める大和証券が100株配分として7,444人、後者は90.02%を占める日興SMBC証券で5,320人しかないことから、法人枠やネット枠、抽選枠を除き、全国の店舗数で、単純計算で割り返すと概ね1支店あたり30人くらいと予想できますので、頑張っても100株獲得となりますから、個人的な予想が20万円抜きぐらいと思っておりますので、複数株の獲得でなければ、深いお付き合いや交渉での獲得は避けた方が賢明な感があります。
もちろん、初値は高騰すると予想しておりますので、配分比率の少ないネット証券含め、ブックビルディング自体は全力でいきますし、セカンダリーという観点では、5月はしばしIPOのリリースの空白期間となることから、この2銘柄に限らず、予想コンセンサスより低い初値がついた場合、あるいは、新高値を更新する場合には、セカンダリー投資として虎視眈々と勝負していくところであります。
ーJACK
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