押さえておきたい４月の投資戦略【西村剛】

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早いもので今年も突入しました。
４月に入り日経平均も28000円を超えたものの、5日再度急落。
波乱の展開が続きそうです。

過去の統計データを見ると４月は・・・・

・１年で最も株価が上がりやすい月

となっています。
企業や機関投資家が３月の年度末にかけて決算対策として売り出していた株式を４月に買い戻す傾向があることから４月は株価が上昇しやすい月になっており、

・勝率49.64％
・平均損益率2.11％

と統計データも好調です。

ですので４月相場には少し期待しているのですが、やはり今の株式市場の関心は、「米国の利上げ」でしょう。

・インフレ懸念が強まり利上げが長期化するのか？
・金融不安や景気悪化を考慮し利上げが打ち止めされるのか？
・さらにインフレが強まり利上げ幅が再度拡大するのか？

このあたりの動きによって株式市場は左右されそうです。
次のFOMC（５月２日、３日）の結果で米国株は大きく動くかもしれず、日本株も４月下旬になるとFOMCや決算発表を控え、買い控えが起こる可能性があります。

こう考えると４月相場は前半と後半で大きく動きが変わってくる可能性があるでしょう。
特に連休前はリスク回避的な売りが出やすいです。そういったタイミングで逆張り戦略のシグナルが発生しやすくなります。ぜひ今のうちにしっかり準備しておきましょう。

ー西村剛

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 （過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある） システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。

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