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株価を大きく動かす要因であった決算発表が一巡しました。決算発表後も日本株は好調を維持し、日経平均株価は30000円の大台を目指す展開となりそうです。
今の日本株を買っているのは外国人投資家、機関投資家などの大口投資家です。米国において金利引き上げ局面が終わりハイテク株を中心に株式市場に資金が戻りつつあることや、日本においてもコロナの終焉により経済復活への期待感から、4月以降、特に外国人投資家の日本株買いが続いています。
このような日米の株式市場の流れを見ると2023年は・・・
日経平均株価がバブル崩壊後の高値を更新する
可能性が高まったと考えています。
2023年中盤から後半にかけ
米国株の上昇によって外国人投資家による日本株買いが続く
可能性が高いでしょう。
このような日米の投資環境を考えると、下落相場対策だけでなく上昇相場に対する対策を立てておく必要があるでしょう。ただ、だからといって順張り戦略だけでトレードすればよいのかというとそうではありません。そんな上昇相場でも一方的に上がるわけではなく、何回か下落する局面もあるはずです。そのような下落局面でしっかり利益をあげられるストラテジーがあるかどうかが、2023年後半のパフォーマンスを決めるといってもいいでしょう。
このように考えると今最も重要なのは「大型株の逆張りストラテジー」です。上昇トレンドにおける急落局面をうまくひろえるかどうかでパフォーマンスが決まります。
もしかすると一般的な逆張り戦略はあなたも十分に持っているかもしれません。ただ一般的な逆張り戦略では、今年の相場で取りこぼす可能性があります。
その理由は・・・
●2023年の上昇相場は機関投資家、海外投資家などの大口投資家の好まれる銘柄が買われやすい
ということです。一般的な逆張り戦略は、1銘柄当たりの投資資金を50万円以下とし、できるだけ複数の銘柄を買い付けるタイプが多いです。一方、海外投資家や機関投資家が好むのは1銘柄当たり50万円以上の「値がさ株」と呼ばれている銘柄です。一般的な逆張り戦略では、大口投資家が好む「値がさ株」が除外されがちなのです。ですので、機関投資家、海外投資家の買いが期待できる2023年の相場では、「値がさ株」を対象とした逆張り戦略を準備できているかどうかでパフォーマンスが大きく変わると考えています。
資金量がある程度ある方はこのタイミングで「値がさ株」専用のストラテジーを作成してみてください。2023年後半はかなり期待できそうですよ。
ー西村剛
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