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IPO投資といえば、そもそもブックビルディングに参加し、当選すれば、後は公募価格より高い初値がつけば、その差額がリターンとなるのが王道の戦略であり、付随して、IPOのセカンダリー投資として、初値形成後の公募価格割れからの逆張りとしてのリバウンド狙いや私が日頃から言っている初値形成後に株価がその日のストップ高手前での順張りとしての逆指値買いや高値を更新したタイミングでの買いといったスタンスでのリターン狙いがあります。
しかし、実はIPO投資においては、まだいくつかそれ以外にも投資というかチャンスがあります。
一つは、リリースが予想されるIPO銘柄に関連する銘柄に投資をするというものであります。
簡単に言えば、親子上場銘柄であったり、出資関係にある企業になりますので、ある意味、非常にわかりやすいと思います。
この場合、IPOのリリースが正式に決まったタイミングではある程度の株価の上昇が見込まれますし、すぐにはその該当銘柄の株価がまったく動意をしていない、あるいは下落しているようなことがあれば、今後、上場に向けて注目されることはもちろん、それなりの初値がつけば、当然の事ながら関連銘柄にも恩恵をもたらすことは明白でありますから、先行、待ち伏せ投資としては有効ではないかと私は思っております。
実際に、私は4月12日に上場をしたアイスペースと出資関係のある高砂熱学工業は上場リリースが2月くらいから予想されており、そもそも業績的に堅調であったことから早い段階で購入し、待ち伏せ投資として結果を出すことができました。
ちなみに、上場が予想される銘柄の情報収集先は、私の場合は、日本証券新聞を参考にしておりますが、そもそも企業自身が上場を申請しているとか目指すというようなリリースをSNS等で見る機会もありますから、それほど、発掘は難しくはないかと思います。
もちろん、それでもなかなか上場予想銘柄がわからない、あるいは、やはり上場が決まってからの方が確実ではないかという考え方もあろうかと思いますので、その場合においては、その正式リリースまでの間に株価が上昇していなければ、繰り返しになりますが、上場日に向けて注視される可能性が高いことからそこでのエントリーはチャンスだと思っております。
いずれにしろ、上場した銘柄をそういった観点で、関連銘柄を探すのも投資妙味が出てきますので、是非ともチェックして頂ければと思います。
ーJACK
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JACK
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