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korosukeです。
コロナ以降、在宅での生活が定着し、なかなか外に出る機会が減っていましたが、最近になってようやく規制もなくなり、コロナ前の生活に戻りつつあります。
先日、久しぶりに昔の友人たち、と割と大人数で飲みに行くことになりました。
仕事関係での知り合いで、もう3年以上は少なくとも会っていないので、最近何をしているかなど、近況の話で盛り上がっていました。
その中で、去年からFXを始めてうまくいっているという人がいました。
この中には投資をしている人はほぼいなくて、私も投資をしているということは誰も知りません。
皆FXで儲かっているということを聞いて、興味津々で聞いていました。
私も、参考までにどんなトレードをしているのかと思って、聞いておりました。
去年から今年で出た利益が100万円以上になったとのことで、トレードした履歴もスマホから見せてくれていましたが、負けなしで全て勝っています。
これはすごい、そんなすごいトレーダーになっていたんだ!とみんなから絶賛されて、いました。
私も一度も負けずに全て利益になっているというのは確かにすごいことだと思いましたが、果たしてそんなことが本当にできるか?と真っ先に疑問に思い懐疑的に聞いていました。
そこで、よく見てみると、数日から長い時には数週間くらいの期間でスイングトレードを行っているようだったので、利益確定しているもの以外に、保有して持っているものはどうなっているのか?が気になりました。
それをちょっと突っ込んで聞いてみると、実は今見せているのは利益確定しているもので、まだ確定せずに保有しているものもあり、それはかなりの含み損になっているということでした。
なるほど、つまり、トレードしてプラスになったものだけ利益確定してマイナスのものは持ち続けているから、表向きは利益確定しているものは全て勝っているように見えるわけです。
まだ、大体想像した通りでしたが、その含み損はどのくらいあるのか?と聞いたら、この確定した利益を上回るくらいの含み損があるとのことでした。
しかし、それについては、含み損は長く持って塩漬けにしておけばいずれプラスになるから特に気にしないでいい、ということを言っていました。
他の人も塩漬けにしておけば確かにいずれ戻るだろうからそういうもんなんだ、という感じで納得して聞いているようでした。
私は、おいおい、といろいろと突っ込みを入れたくなりましたが、あまり場の雰囲気を乱したくなかったのでそのまま聞き流していました。
ただ、やはりトレードを始めたばかりの人は同じような投資行動をするんだ、というのが改めてよくわかりました。
やはり、トレード初心者の一番難しいことは損切ができないということです。
心理的にも損失が出たものを確定させるのはできないし、したくないというのはとてもよくわかります。
本当に長期投資で長い目で見守るのなら良いのですが、それでも、あるところまで逆に行ったら、本来想定した動きと違ったことになっている以上、潔く撤退することは必ず必要になってきます。
心理的には利益になっているものは早く利益確定したいもので、損失には目をつむって忘れてしまいたいものです。
そのため、損大利小というトレードに陥りやすく、長期的に見れば必ずやられることになってしまいます。
Youtubeで出ているトレーダーも大きくやられている人はロスカットせずに逆に行ったポジションを持ち続け、挙句の果てにはナンピンを追加していって資金力のある限り元の流れに戻るまで逆張りをしていくという人が多いです。
その方が見ている人からすれば面白くてアクセス数は取れるのでしょうが、このようなやり方を続ければ最終的にどこかで破綻します。
もしかしたら、その友人もYoutubeなどを見てそれがトレードというものだと、誤って理解したまま来てしまったのかもしれません。
誰もが通る道ですが、これは一度自分で損をして身をもって経験しないとなかなかわからないものです。
そして、早く損切することの重要性を理解し、実行できるようになれば、本当のトレーダーになれることでしょう。
そこまではまだこれから多くのことを経験していかなければいけないでしょうが、また次に会った時にどうなっているか楽しみにしたいと思います。
ーKorosuke
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korosuke



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