上昇相場での裁量トレードメリットとデメリット【西村剛】



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勘や感覚でトレードする、いわゆる「裁量トレード」にはメリット・デメリットが存在します。
裁量トレードの場合、特段明確な根拠があってトレードしているわけではなく、

・なんとなく上がりそう・・・
・なんとなくやばいかも・・・

このような感覚に基づいてトレードするわけです。

特に上昇相場では、株式市場全体が強く、何を買ってもだいたい株価が上がります。ですので、

・自分の思ったとおりに株価が上がってる!

と楽観的になり、さらに株を買い増し、気が付けば保有する資産の大半を株に突っ込んでいる状況になりかねません。こういった状況になった場合、株式市場全体が上昇トレンドの場合は順調に資産は増えるでしょう。上昇相場で株をパンパンに買って資産を増やしやすいのが裁量トレードのメリットです。

ただ、これには落とし穴があります。

下落相場に転じた際の大損失です。

特に投資経験の浅いひとにとっては、上昇相場の後の下落相場など想像もできなくなっており、

いざ上昇相場が終わり下落相場に転じた時に、冷静な判断が出来ず、

・また株価は上がるでしょ!

と楽観的に考えて、結果として壊滅的な損失を被ってしまうケースが多いのです。
上昇相場から下落相場に転じた時に大損しやすいのが裁量トレードのデメリットです。

このように感や感覚に頼った裁量トレードの場合、相場全体の地合いに成績が左右されやすく、相場の地合いが変わったことに気づけなかったり、気づいたとしても株を売れなかったりしてしまうと、損してしまう可能性が高くなります。

こういった裁量トレードの弱点を補うために、数字という根拠をもとにトレードするシステムトレードのスキルを身につけようとされる方が意外に多いのです。

もしあなたが裁量だけでトレードしているのであればこのタイミングでシステムトレードを学んでおくのが良いでしょう。

裁量+システムトレード

が新しいタイプの投資法だと思います。

 

ー西村剛

 

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。