IPOの夏休みにやるべきこと【JACK】



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IPO期間が空白期間となりますが、実はこの時期にやることはいくつかあります。

「えっ?特にブックもないのに?」

「IPO投資以外をやればいいのに?」

「あっ!新規の証券会社の口座開設ですか?」

と指摘があるかと思いますが、いずれも違います。

一つは、直近IPOの公募価格から初値、そして現在の株価の推移の検証であります。

特にキーワードとして、私は「親引け」を行っている株価の推移は見ます。そもそも「親引け」とは、株券等の募集又は売出しの引受等を行う者(引受証券会社)が、発行会社が指定する先へ株券等の売付けを行うことをいい、 個人投資家へ公平かつ公正な配分を行うという観点から、親引けは原則として禁止されていたのですが、201210月から規制が緩和され、証券会社が公正な配分に反さないと判断した場合に認められることになっております。

つまり、このように「親引け」を実施しているIPO銘柄は、その相手先には端的に言えば、著しい損失を被るような事は避けるのではないかという予想のもと、低い初値、あるいは公募割れをした場合に、ある程度は、その後、株価を上昇させることに躍起になる可能性が高いという判断の元、私自身は、目論見書を見て、親引けを行っているかどうかは必ずチェックしております。

もう一つは、やはりこの空白期間ということもあり、直近IPO銘柄が物色されることが多いことから、そこに注視します。このあたりは、上場から3か月も経てば、決算の進捗リリースも出てきて、このタイミングから機関投資家の買いが予想されるからであります。

ただし、IPO銘柄は、VCが保有分がある場合においては、売りに対し、一定の期間は「ロックアップ」がかかっていましたが、その解除されるタイミングが上場日から90日とか180日になりますので、解消日の1週間ぐらいは、様子を見るのが賢明であります。さすがに公募価格から下値で株価が低迷している場合には、即売りはないと思っておりますが、高値圏で推移している場合には、その売り圧力には注意が必要でありますので、必ず「ロックアップ」が解除される日付はチェックして下さい。

このように、今回は「親引け」や「ロックアップ」というところにポイントトを充ててみましたが、是非とも1日に数銘柄ずつでも構いませんので、じっくりとざっくり4月以降に上場にした銘柄の株価推移を検証すれば、そこでおそらく、何かの気付きが出てくると思います。

 

ーJACK

 

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JACK

現役トレーダー。IPO投資や不動産投資を得意とする現役トレーダー。独自の視点による投資判断や、確実に獲得できる利益を見逃さない姿勢は、システムトレーダーも必見。

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