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korosukeです。
日本株をトレードする場合、信用取引を行っている方も多いと思います。
信用取引はレバレッジを効かせた取引なので怖いというイメージが強いと思いますが、株の信用取引のレバレッジは、最大で約3.0倍くらいになります。
つまり、100万円を証拠金として入れると、その3倍の300万円を運用資金として使えるということになります。
よく言われるのは現物であれば最悪失敗しても入れた資金分だけしかなくなることはありませんが、信用取引の場合、失敗すると入れた資金どころかそれ以上の資金を失う可能性もあります。
そのため、信用取引は初心者はいきなり手を出さない方がいいというのはとても真っ当な考えだと思います。
しかし、株の信用取引の場合、レバレッジは3.0倍ですが、もっとハイレバレッジの日経225の先物取引になるとどうなるでしょうか?
現在の日経平均が32000円とすると、先物でラージ1枚を購入すると32000×1000円=32,000,000の額を運用することになります。
そのための必要な証拠金は、現時点では1,728,000円 なので、証拠金に対して約18.5倍の資金を運用していることになります。
この数字がどのくらいすごいものかというのは、株の信用取引のレバレッジのさらに6倍も高い数字ですから、信用取引をやっている方ならどれだけハイリスク、ハイリターンなものかはよくわかると思います。
さらに言えば、FXではレバレッジを設定により最大25倍までできるので、さらにハイリスク、ハイリターンな取引になります。
今はもう規制されていますが、一時期は海外のFX業者がレバレッジ200倍というものまでやっていたので、これがどれだけとんでもないことなのかは容易に想像できると思います。
トレードでは資金管理が必要というのはよく言われますし、システムトレードを行っている人たちはその重要性はよくわかっていると思います。
このようなハイレバレッジのトレードの場合、どのように資金管理を行えばよいのか?
まず、前提として多くの人は許容できるドローダウンとして資産の20%くらいまで資金が減ったら一旦どうしようかと考えると思います。
日経225先物で考えてみると、仮に日経平均が500円下がったとします。その際に発生する損失はラージ1枚の場合、500×1000=500,000円になります。
証拠金は1,728,000円 に対して、500,000円損失が発生するということはドローダウン28.9%になります。
一日に大きく動くときは日経平均が500円動くこともよくあり、ちょっとした材料が出たときなどは一日で1000円近く動くこともたまにあります。
1000円動くとドローダウンは57.4%となり、一日で資産の半分以上の損失を出すことも十分にあるということになります。
そこまでドローダウンを許容するのは難しいのでもっと早くロスカットしなければいけなくなりますが、ロスカット幅を小さくすると、少しの株価の変動でロスカットに引っかかり、ロスカット貧乏になってしまいます。
そのため、株の信用取引に比べて、ハイレバレッジのトレードになるとどこでロスカットするか、どこで利益確定するかが、とても難しくなります。
システムトレードで日経先物を行う場合、ドローダウンを抑えつつ利益を伸ばすにはどのような売買条件が良いか、いろいろとバックテストをして検証しましたが、なかなか良い条件を見つけることは難しいというのが結論ですが、どのようなトレードを行う必要があるかの方向性はわかってきました。
これについては、少し長くなるのでまた次のタイミングで書きたいと思います。(続く)
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korosuke



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