10月IPOに向けて【JACK】



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9月の10社に引き続き、10月も現時点で7社の上場が予定しております。銘柄としては、S級やA級といったところは見当たらないところでございますが、B級銘柄として、103日上場の野村証券主幹事(シェア96.99%)のニッポンインシュア104日上場の大和証券主幹事(シェア93.54%)のキャスターはブックビルディングで獲得したいところであります。

前者のニッポンインシュアは、家賃債務保証サービスを主とした保証事業ということから人気職種ではありませんが、業績は安定していることから、初値は公募価格より上回るのではないかと予想しております。ただし、こちらは福岡県天神に本社があることから、幹事団にもFFG証券や西日本シティTT証券が入っており、主幹事の野村証券においては、九州の支店にかなりの株数がJR九州の上場時同様に傾斜配分されることが考えられますので、野村證券の店頭口座はもちろんのこと、ネット抽選枠でも九州地方以外の方は、当選確率は低くなると思われます。

後者のキャスターにつきましては、リモートアシスタントと言った今の時代では必須で受け入れられる職種ということ、またそもそもの吸収金額も少ないことから、ニッポンインシェアよりも初値は公募価格を上回るのではないかと予想しております。

しかしながら、こちらは100株単位として、主幹事での当選チケットは3,274人を国内店舗数の181で割り返すと18人にしかならないことから、こちらも当選はかなり厳しいのではないかと判断しております。

ブックビルディングの獲得が難しいとなると、やはり初値がついた後のセカンダリー勝負ということになろうかと思いますが、この103日と4日で4社が同時上場することから、初値買いを中心に資金が分散されることもあり、初値はそもそもの市場予想価格より低くつくことが考えられますから、そのあたりの乖離を狙う初値買いをして、そこから、株価が下がれば買い増しという戦略も有効性があるのではないかと思っております。

IPOのセカンダリー投資においては、私が王道の手法としているリスクヘッジを高めるストップ高手前の逆指値注文からのストップ高、そして、翌日のギャップアップを狙うという展開の銘柄がなかなかないことから、今後は、リスクを取っての初値買い、あるいは公募割れ銘柄の逆張り買いというようなことをしていかないと、パフォーマンスが上がらないことから、しっかりと引き続き、全銘柄の上場後の値動きは注視していくところでございます。

ーJACK

 

 

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JACK

現役トレーダー。IPO投資や不動産投資を得意とする現役トレーダー。独自の視点による投資判断や、確実に獲得できる利益を見逃さない姿勢は、システムトレーダーも必見。

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