株価よりも大事な時価総額に注目しよう【西村剛】

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銘柄分析をする際に一番注目する指標は何でしょうか？

・売上高
・営業利益
・1株当たりの純資産

など重要な指標はたくさんありますが、中でも私が一番よく使うのが

・時価総額

です。

時価総額は・・・

・株価×発行済株式数

で表される、名前の通り、その会社の時価の総額を表します。

例えば時価総額100億円の銘柄があります。

その会社の類似企業で、成功している大きな会社が時価総額1000億あれば、

「今時価総額100億でも業績が大きく伸びれば将来的に時価総額1000億はあってもおかしくはない」

「今時価総額100億でも、将来的に株価10倍、時価総額1000億になってもおかしくはない」

といった使い方を用います。

私が銘柄分析する際、一番最初に確認するのが時価総額なのです。

時価総額はあまりなじみのない指標かもしれませんが、株価と同じレベルで重要な指標です。

これを機会にぜひ時価総額に注目し、使いこなせるようになってみましょう。

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 （過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある） システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。

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