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ここ最近、銘柄選定において「PBR1倍割れ」というようなキーワードを耳にすることだと思います。
言葉のとおり、「PBR1倍割れ」というのは、そもそもPBRは、株価が1株あたり純資産の何倍かを示し、PBR1倍割れの企業は解散価値を下回るということになり、理論上はその企業を買収し、設備や有価証券を清算すると儲けが出る状態であり、市場から「株主価値を毀損し、事業を続けるより解散した方がいい上場失格状態」とみなされています。
しかしながら、実際には1,800社近くあって、「東京証券取引所はPBR(株価純資産倍率)が1倍を下回る上場企業に対し、株価水準を引き上げるための具体策の開示を求める」と報じており、それにより市場ではPBR1倍割れ銘柄への関心が高まっている背景もあります。
私自身も銘柄選定に迷うときや複数の銘柄から絞って購入する場合においては、やはり、その解消狙いということで、PBR1倍割れ銘柄を優先して、購入理由の一つとしております。
そのあたりは、実際に、PBR1倍を目指すというような計画をリリースした会社の株価が上昇したこともあることから、今後も非常に注視しております。
注視する中で、銘柄を決めた後に、購入するタイミングは、もちろん、日経平均の暴落時が基本となりますが、売却のタイミングは、一般的に、PBR1倍割れの考え方や対策は決算の進捗と同じタイミングでリリースされることから、リスクはありますが、基本、決算跨ぎで勝負するというところになります。
銘柄選定としては、わかりやすいのは類似企業ということになります。事例として、今年の3月末に岡三証券がPBR1倍を超えるまで年10億円以上の自社株買いを実施するというような計画をリリースしたところ、先日、同じ証券会社の丸三証券においては、大幅な増配、極東証券においては、中間配当の増配があり、株価が急騰したことは記憶に新しいところであることから、PBRが0.3の光世証券や0.5の今村証券の株価は非常に注目しています。
なお、銘柄選定に悩むのであれば、ひたすら、積立感覚で、「PBR1倍割れ解消推進ETF」を購入するのもお薦めであります。こちらのETFは、上場会社でありながら株価がブックバリューを下回っているという特異な現象を改善させることを目的に、経営者に対してエンゲージメントを行っていくことでパフォーマンスを上げていくアクティブETFということから、今後の価格の上昇が期待できるのではないかと思っております。
ーJACK
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JACK
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