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日本株が大きく下落しました。
４日の日経平均は約2.3％下落、TOPIXは2.5％下落、マザーズは2.9％下落しています。
日経平均は９月につけた33600円から約3000円下落しています。
久しぶりの大きな下げになっており、ここから更なる暴落の可能性があるのか考えていました。
まず、今の日本株の下落は米国株の下落による海外投資家の投げ売りが出ているからでしょう。
米国経済が予想以上に好調で、米国の金利がさらに上がるのではないかとの見方が強まってきたことで米国株が下落、それにともない日本株も売られる展開となっています。
米国経済はおそらくこの見方通りに動く可能性が高く、日本株ももうしばらく海外投資家によって断続的に売られる可能性はあるでしょう。
ただこれはあくまでも短期的な調整でありまだ上昇トレンドが崩れたとは考えていません。
特に10月後半からは決算発表シーズンに入り、企業経済の好調さが再確認されそうです。ですので、日本株の流れが変わるとすれば10月後半から11月中旬にかけてではないでしょうか。
ですので今回の下げは押し目買いのチャンスだと考えています。
4日の下げはさすがに下げ過ぎ感があり、システムトレードにおいても押し目買いのシグナルが大量発生しています。短期的にはあと1日、2日で底打ちする可能性が高いと考えています。
こういったときに裁量トレードで重要なのは、底打ちが確認されるまで安易に買わないということです。
今回の下げは短期的に収束すると考えていますが、もちろんそうならない可能性もあります。
ですので、
「ここで底打ち！全力買いだ！」
「もうだめだ・・・全部売ってしまおう」
といった極端な行動は避けたほうがいいでしょう。
なぜだか自分の逆に行きやすいですから。
これくらいの下げは相場につきものです。
大事なのは退場するほどの大きなリスクを取らないということです。
今はリスク管理を徹底しながら相場の底打ちを待つのが正解でしょう。
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西村 剛
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