アベノミクスバブル終わった?



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From;西村剛
東京の自宅より、、、

 

「アベノミクスバブルの終焉したのか?」
「もう、上昇トレンドが終わったのか?」

ここ最近の株式市場を見て、
ここまでとは言わなくても、

「ちょっと、株価に異変が起きているのではないかな…」

と、あなたも感じているのではないでしょうか。

 

昨日の日経平均株価は、
前日比125円07銭下落し、15,695円89銭で終了しました。

昨年末の日経平均株価は
約16,320円でしたの、年初から3.8%下落しています。

そして、参考までに、日経平均株価のチャートを見ると、
年初からは15,600円から16,000円の狭いボックス圏で推移しています。

 

これを見る限り、

「株価上昇の勢いが、終わったのではないか」

と感じてしまうところでしょう。

 

確かに、日経平均株価だけをみると、
2012年12月から始まったアベノミクス相場は、
いったん終焉したかのように見えます。

 

ただし、、、

ここ最近何度かお話ししていますが、
必ずしも、日経平均株価=「市場全体の動向」ではありません。
そこで、現状をもう少し詳しく見てみましょう。

 

まず、確認したいのが

○ジャスダック指数
○マザーズ指数

です。

 

こちらを確認すると、両方とも年初から上昇をしているのが分かります。

また、いつも見ている外国人投資家の状況を見てみましょう。
確認するのは、いつも通り「外資系寄付き前動向」です。

 

これを確認する限り、
年初から売り越しになったのは、1日だけで、
依然として、外国人投資家は、買い越し基調です。

 

つまり、これらのことを考慮すると、
昨年12月からの日本株全体の上昇トレンドは、まだ終わっていないと考えるのです。

 

ただし、これまでの株価は、
さすがに「上がり過ぎ」という部分も否めません。

そこで、いったん天井を付けた
昨年5月の株式市場と比べて、今がどの程度加熱しているか調べてみました。

 

調べる方法は、

「株価位置(200日)が80%以上の銘柄」

が、どれくらいあるかを使います。

 

これを使って調べてみたところ、、、
昨日(1/23)時点では、該当する銘柄数は『1116』でした。

ちなみに、、、

昨年(2013年)12月末は、『965』
昨年(2013年)5月のピーク時は、『2393』

でした。

 

そうですね。
この数字を確認すると、現状がよくわかったのではないでしょうか。

 

これを見る限り、日本株全体では

○昨年末よりも高値圏にある銘柄が増え、依然として上昇している銘柄が多い
○銘柄数は2013年5月の2393の半分に留まっており、市場全体で過熱感はない

ということが読み取れそうです。

 

ということは、、、

ここ最近、日経平均株価の上下が激しいので、
「もしかしたら、暴落が起きるのでは…」と心配している人もいるかもしれません。

しかし、市場全体で見ると、株価は上昇トレンドを継続しています。
ただし、過熱感はありません。

これらを考慮すると、短期的な暴落は起きにくそうです。

 

もしかすると、

局部的に「日経平均株価」だけを捉えると、
なかなか、今の市場動向はつかめないかもしれません。

 

しかし、このように「複合的」に見てみると、
これまで点で捉えていたものが線になり、
線で捉えていたものが、今度は立体化した情報に変化します。

 

そうすることで、
より正確な情報を把握できるようになります。

さて、今の株式市場はこのような状況ですので、
「押し目買い」の売買ルールが有効になってくるでしょう。

上昇トレンドの一時的な下落を捉えるのに有効ですので、
まさに、今の状況にマッチしているでしょう。

ぜひ、こちらの情報をご参考に、
上手く利益を上げるチャンスを捉えていきましょう。

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。