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korosukeです。
最近はChat GPTがだいぶ浸透してきており、いろいろなところで話を聞くようになってきました。
すでに、何かを調べるときもChatで質問して答えを出してもらうことに慣れてしまい、検索エンジンで関連するワードを入れて調べるようなことがだいぶ減ってきました。
これからますますこの傾向は強くなっていってそのうちChat GPTを使ってほとんどのことが完結してしまうように思います。
これまでiphoneの登場が、スマホなしでは生活ができないくらいの世の中に大きな影響を与えた革新的な出来事でしたが、Chat GPTもそれに匹敵するくらいのイノベーションになるでしょう。
iphoneを作ったApple、Google、Open AIなど、いずれもこれまで大きなイノベーションを起こしてきたのはアメリカの西海岸シリコンバレーを拠点とするハイテク企業でした。
しかし、まだシリコンバレーが注目されていなかったとき、アメリカでは東海岸のボストンに同じようなハイテク企業が密集しており、こちらの方がかつては発展していましたが、徐々にボストンの方は衰退し、シリコンバレーが著しく成長するようになっていきました。
なぜ、そのような差が生まれたのか?については諸々要因はありますが、中でも大きな要因としてあるのが、「文化の差」だったと言われています。
ボストンは秘密主義で同じ会社内でのみ交流するような閉鎖的な文化でしたが、シリコンバレーはオープンで柔軟な気質で企業同士が横で交流することが盛んに行われるような文化だったようです。
コミュニケーションも大きく異なっており、ボストンで行われていたのは「公式のコミュニケーション」で、会社内で意図的に業務として会議を作って議論するというようなことを行っていたのに対し、シリコンバレーは「非公式のコミュニケーション」で、組織にとらわれず個人間で自然発生的にコミュニケーションをとるような違いがありました。
この非公式のコミュニケーションとは、業務に直接関係ないことで噂話のようなものでも話題にして自由に話したり、飲みにって雑談するようなことなどもこれに含まれます。
そして、多くのイノベーションのきっかけは、こういう非公式のコミュニケーションの中で自然に生れてくることが多く、強制的にノルマを課して会社が個人を動かすような中では生まれることが難しいということを示しています。
これは、周りを見ていても、自分の経験でもとても当てはまることだと思います。
トレードでも壁にぶち当たった時に、何か新しい手法はないか、改善するにはどうすればいいか、机の上に本を並べて読み漁ったり、ネットやSNSなどで情報を収集したりして、必死に勉強して対処しようとすることも多いでしょう。
ただ、それも時には大事ですが、個人的な経験からは、何気なく参加した投資家同士の交流会や、飲みの席でのたわいもない話などの中で、ポッとヒントになるような発見があることが多いです。
年末にシステムトレーダーズミーティングがありますが、そこでの懇親会の場での何気ない会話の中で、意外なところから大きなヒントや気づきを得られることがよくあります。
是非、そのような場でオープンにいろいろな人と接してとりとめのない話をしていってください。その中で、今のトレードに大きくイノベーションを起こすような新たな発見が見つかるかもしれません。
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korosuke



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