日経平均35000円突破でどこまで上がる?【西村剛】



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日経平均株価がバブル崩壊後の高値を更新し35000円を一時超えてきました。

例年1月初旬は株価が上がりやすいアノマリーがあり、2024年に関しては年始に地震や飛行機事故などで様子見ムードが強まっていたなかで、ようやく落ち着きを取り戻し株式市場に資金が流入してきたのでしょう。

日経平均の上昇を受け、投資家心理もかなり楽観的になってきました。日経平均はどこまで上がるのでしょうか?

私はさすがに今のピッチは早いものの、1月中旬くらいまでは堅調な状況が続くのではないかと考えています。

今の日経平均株価はRSI等のテクニカル指標ではかなり買われ過ぎの水準に達しています。

ですので小幅な上げ下げは繰り返すものの、中期的には2023年6月に付けた高値33772円をブレイクしたことで上昇トレンドに入っており、もうしばらくこの流れが続くのではないかと期待しています。

このような上昇トレンドで有効なのが順張り戦略と押し目買い戦略です。順張り戦略は株価が上昇トレンドに入ったタイミングで飛び乗り下落トレンドに転じたタイミングで手仕舞いする戦略ですが、日経平均は今がちょうど飛び乗るタイミングに入っています。

また上昇トレンドといっても短期的な上げ下げはあるので押し目買い戦略も有効です。狙っている銘柄が下落したタイミングで買いを入れる押し目買い戦略もいまの相場では有効でしょう。

もしかすると2024年は久しぶりの大相場になるかもしれません。ぜひ今のタイミングでしっかりと準備しておきましょう。

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。

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