備えあれば憂いなし

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korosukeです。

週末になるとまとめてスーパーに買い物に行くことがルーティンになっており、生活用品から、食料、飲み物など1週間～2週間分を買い出ししています。

基本的には1週間で消費する量を最低限買いますが、足りなくなると困るので、少し多めに買ってストックできるようにしています。

以前は、最低限のものだけ買ってなくなったらまた買いに行けばいい、と思っていたのですが、東日本大震災の時に、家にほとんど何もない状態で、買い出しにいこうとしても店もどこも品切れで、大変な思いをしました。

それがきっかけとなって、常に何があっても大丈夫なように多めに必要なものを買ってストックするようにしています。

家族からは物が増えるので必要なものだけ買えばいいと言われますが、災害やコロナのような不測の事態がいつ起きるかわからないので、ないよりはあることで困るくらいの方がいいと思って、独断で続けています。

特に、地震は予測することは難しく、日本中でいつどこで大きなものが起きてもおかしくはないので、常日頃から備えておくしかないと思います。

何も起こらず通常の生活であれば、という前提なら必要ないことですが、基本的に仕事でもそうですが、想定外のことが必ず発生します。

いつそれが起きるかはわからないので、前もって起きたときに対処する方法を考えておいて、起きたときにすぐ行動できるようにすることが大事です。

相場でも、同じで通常のいい相場が続くという前提ならば、多くの銘柄を保有して長期でもって資金効率を上げた方がいいでしょう。

しかし、長い年月の中では、3年に一度くらいは大きな暴落が起きたり、15年くらいで見ると、リーマンショックのような破壊的な暴落が起きています。

このようなことが起きない期間、通常の相場の方が圧倒的に長いので、そんなことは考えずに、資金をフルで使って長い期間保有した方が利益になるのは間違いないでしょうが、このような稀に起きる暴落で捕まってしまうと、一回の負けでそれまでの利益をほとんど飛ばしてしまいます。

過去ライブドアショックで私もその経験をして、一回の暴落に捕まってほとんどの利益を飛ばしてしまいました。

その教訓があって、持越しするポジションは持たないこと、デイトレのみで常にキャッシュポジションを高めておくことを心がけています。

もしあの時ポジションを持っていなければ、暴落を回避できたのに、と後悔するかもしれませんが、タイムマシンがあって暴落が起きる前に戻れたとしても、同じやり方をしていては、暴落が起きることをあらかじめ知っていない限りは回避することはできません。

しかし、事前にそれを知ることは無理なので、唯一回避できるとしたら、暴落が起きても大丈夫なように備えておくこと＝ポジションを持って持ち越さずキャッシュポジションを高めておくこと、しか暴落を回避することはできないと思いました。

地震や災害、パンデミックなどと同じで、いつ何が起きるかは誰にもわかりません。前もって知ること、予想することに労力を費やすより、起きても大丈夫なように備えておくことの方が重要で、それしか回避することはできないと思います。

今年の年末に、暴落がおきる、大地震がおきる、というような予想を言った方が、多くの人には注目されやすいので、そのような記事やyoutubeの動画などが出てくると思いますが、予想を信じるよりも、それが起きたときにどうするか、を考えて「備え」ておきましょう。

現役システムトレーダー。売りと買いを組み合わせたデイトレード戦略に特化した独自のスタイルを確立し、安定的に利益を得ている。セミナー講師も務めており、いずれも好評。著書：暴落を上昇エネルギーに変える V字回復狙いの短期システムトレード (現代の錬金術師シリーズ)　出版社 : パンローリング

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