値動きの荒い局面を乗り切る方法【西村剛】

2024.04.26

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日本株が乱高下する展開となっています。
もともと米国の利下げ期待後退により米国株が軟調ななか、日本株においても期初の機関投資家によるポートフォリオ調整の売りや利益確定の売りが出やすい状況だったことで4月に入り急落しましたが、ようやく底打ちの兆しを見せ始めています。
5月もゴールデンウィークを控えたリスク回避的な売りや決算発表により株価の乱高下が続く可能性が高そうです。
こういった値動きの荒い局面を乗り切る方法としては・・・
・トレードの期間を短くすることを意識する
ことです。
株価が乱高下する局面では1日で株価が目まぐるしく変わります。
そういった状況を乗り切るためには比較的短期でトレードすることを意識してみましょう。
・株価が急騰したらすぐ売る
・株価が急落し底打ちが確認できたらすぐ買い、少ない利益でもすぐ売る
といったように短期でトレードしていけば利益につながりやすいです。
また、株価が乱高下する局面ではシステムトレードもおすすめです。
実際、株価が乱高下した4月は、ほとんどのシステムで株価が急落したタイミングで買い付け、すでにほとんどの銘柄を手仕舞いしている状況です。
まさに今のような相場はシステムトレードが得意とする相場といえるでしょう。
5月もまだまだ波乱の展開が想定されます。
リスク管理を徹底し短期トレードを意識したり、これを機会にシステムトレードを導入するのもありだと思います。
ぜひ考えてみてくださいね。
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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 （過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある） システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。