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先日も夕凪さんやまつのすけさんとお話をしていたのですが、最近というか今年に入ってからのTOB投資は熱いです。
熱いと言ってもなんのことかわからないかもしれませんが、TOB投資は一般的には、事前にTOBがされそうな銘柄を先回りして購入する手法とTOBの発表後にTOB価格と市場価格の鞘を取りに行くという2つの手法が王道としてあります。
そのような中、最近は前者につきましては、TOBが日本経済新聞やBloombergで最初にすっぱ抜かれても、なかなか正式発表までに時間を要し、そこでの買収金額の情報から精査したTOB価格よりさらに高値をつけるTOB価格である顛末の銘柄が多いです。
また、後者に限っていえば、皆さまをよく、見る光景かもしれませんが、TOB価格が正式に発表された翌日の初値がそのTOB価格を超える展開が多々あります。
このあたりの要因は値幅制限を考慮しない、ある一定の成行き買いやら空売りの返済といった株価の勢いもありますが、PBRが1倍を割れていたり、直近の株価が安かったりすることが第一にありまますが、とにかくこのTOB価格では安すぎるといったことから、ファンド等からの横やりを含めた、TOB価格の見直しが期待されての上昇いった思惑があります。
もちろん、どの銘柄がどのタイミングでどのような価格でTOBされるといったことを予想するのは困難ではありますが、過去のTOB銘柄からいくつか予想というか確率を上げることはできます。
まずは、やはりTOBされるのかというところに着目すれば、このまま上場している価値がない、あるいは何のために上場をしているのかといった王道論から、ここを買収して自分の傘下においておきたいといった狙い、さらには、親子上場の解消や前述したPBR1倍割れへの解消とった東証からの要請というところで銘柄を絞っていくことが少なからずできます。
そして、何よりもこのような投資家に与える影響が大きい材料は、やはり企業の決算発表といったところでリリースされますから、自身で予想した銘柄が同じように考える方も多々いて、決算日に近づいてくまで株価が上昇する傾向があります。(逆にそこでTOBのリリースがないと下落することも多いです。)
そのような事から、とにかく、TOBに絡んだ銘柄は正式発表前、正式発表後と日々、監視していく価値があろうかと思いますが、TOB投資にあたっては、システムトレードやIPO投資と異なり、資金がある一定期間、下手をすれば半年やら1年以上、資金が拘束され、その間は一部の高配当株以外はパフォーマンスには全く寄与しませんし、手数料等を考慮し、基本、現物買いがメインとなり、あくまでも本来の投資スタンスや手法とは別途対応になろうかと思っております。
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