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早いものでまもなく7月相場に突入します。
足もとの日経平均株価は5月以降、38000円から39000円のボックス圏で推移し、方向性の乏しい相場となっていますが、7月はボックス圏を上抜けする可能性があると考えています。
過去の統計データでみると7月相場は・・・
・勝率43.6%
・平均損益▲0.67%
と株価が下がりやすい傾向が見られます。
また8月は1年でもっとも株価が下がりやすい月となっており、1年を通じて6月から7月にかけてが相場の天井をつけやすいです。
今年に関しても8月から12月にかけては下落トレンド入りの可能性が高いと考えているものの、7月は最後のひと上げがあってもおかしくはないと考えています。
なぜなら、「米国ナスダック指数、S&P500が高値を更新しているから」です。
足もとの米国株はダウ指数こそ景気悪化リスクにより伸び悩むものの、ナスダック指数、S&P500は好調です。
ですので基本的には米国株は上昇トレンドにあると考えています。
一方、日経平均は米国株の動きと比較すると出遅れているものの、企業業績は好調を維持しており、6月はボーナス支給月ということもあり旧マザーズ銘柄も底打ちの兆しを見せています。
ですのでこのまま順調に米国株が上昇を続ければ、出遅れている日本株にも見直し買いが入り、日経平均が再度4万円の大台を回復してもおかしくはないと考えているのです。
日経平均でみるとパッとしない日本株ですが、個別銘柄で見ると上昇トレンドに入り高値更新をしている銘柄は多数あります。
今は今年最後の押し目買いのチャンスかもしれません。
しっかりと上がっている銘柄を選び投資するようにしてくださいね。
西村 剛
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