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From；西村剛
八丁堀の事務所より、、、
くやじ～～～～～～いΣ(;´□｀)ﾉ
「もう一日手仕舞いが早ければ・・・くやしいΣ(;´□｀)ﾉ」
「せっかくシグナルが出たのに約定しなかった・・・くやしいΣ(;´□｀)ﾉ」
「約定したと思ったら含み損になってしまった・・・くやしいΣ(;´□｀)ﾉ」
くやじ～～～～～～いΣ(;´□｀)ﾉ
この数日間で、こんな思いをしている
システムトレーダーも案外多いのではないでしょうか？
実は、私も例外ではありません。
もちろん、その一人です。
ただ、、、Σ(;´□｀)ﾉな顔は冗談です。
あなたと同じようなことが起きただけで、
この状況をいたって冷静に受け止めているのです。
昨日の日経平均株価は、
前日比376円マイナスの15,007円06銭で終了しました。
約2.5％の下落です。
また、
○東証マザーズ指数 2.3％下落
○東証2部指数 2.4％下落
ですので、日経平均株価だけが下落しているのではなく、
ほぼ、全面的に日本株が下落している状況です。
ちなみに、いつも見ている二大投資家のひとり
外国人投資家の動きを「外資系寄付き前動向」で確認すると
さすがに、世界中で株安の展開になっていることから、小幅ですが売り越しとなっています。
このような状況ですので、
私の売買ルールも、一昨日あたりから順張り型で手仕舞いのシグナルが発生しています。
昨年12月中旬からの上昇トレンドはいったん終了したということでしょう。
また、おそらく、
これが、あなたの顔を「Σ(;´□｀)ﾉ」な風にしてしまう要因だと思いますが、
ここ数日間の急落で、短期の逆張り型の売買ルールで
シグナルが大量発生したものの、、、
指値が厳しくて、約定に至らないものが多かったのではないでしょうか。
加えて、もし約定したとしても、
29日の株価上昇で含み益が発生したものの、
手仕舞いのタイミングだった昨日に株価が大幅下落したことで
損失で終わった方も多いことでしょう。
だからこそ、、、
「もう一日手仕舞いが早ければ・・・くやしいΣ(;´□｀)ﾉ」
「せっかくシグナルが出たのに約定しなかった・・・くやしいΣ(;´□｀)ﾉ」
「約定したと思ったら含み損になってしまった・・・くやしいΣ(;´□｀)ﾉ」
な気持ちの方が多いと思うのです。
私もその一人ですが、非常にもどかしい展開です。
ですが、、、
もどかしいとはいえ、冷静さは維持しています。
だから、もどかしいという感情がないと言ったウソになりますが、
0％近いほどないので、私は今の状況をこんなふうに思っています。
「約定しなかったということは、勝てる確率が低かったのだな。次に期待しよう！」
「約定したけど損になってしまったな。次に期待しよう！」
ここ最近、くやしい思いをしている方にとっては、
私の感情や考えが不思議でしょう。
でも、システムトレードとは、こういうものなのです。
売買ルールとは、統計的に利益になる確率の高いタイミングで
トレードするものです。
しかも、それは自分が数えきれないほどの検証を重ねて
十分に分かっています。
それと同時に「勝率100％はない」と分かっています。
あくまでも「勝てる確率が高いトレード」であって、
確実に勝てるわけではないのです。
だから、偶然に今回は、勝てない確率にぶつかってしまっただけだと考えているのです。
しかも、約定しなかったり、含み損になってしまったことは、
「損失を最小限に抑えた」と考えています。
おそらく、これを裁量トレードでやっていたら、
損失を最小に抑えることはできないでしょう。
どこが、そのタイミングか全く分からず、
とにかく上がるのを待ったり、意地になって約定させたりすると思います。
そうしたら、思うツボです。
きっと、今回のような損失では抑えられなかったでしょう。
ちなみに、私たちのもとで学んでいるシステムトレーダーの皆さんの多くは、
システムトレードを始めて、
「以前よりもカンタンに利益を上げられるようになった」と言うのと同時に、
「損失を最小限に抑えられるようになった」と言います。
正直、システムトレードは利益をドンドン上げるような相場では
裁量トレードにかないません。
しかし、誰もが損失を出してしまうような場面では
必要以上に損失を出しません。
だから、トータルで見ると、
裁量トレードでトレードするよりも利益が残るのです。
以前私がインタビューした25名のシステムトレーダーの皆さんは、
裁量トレードのときは、儲かるときは儲かるが、損をするときは損が大きく
「結局マイナス」だったと、25人全員が告白していました。
だから、今回仮に上手く利益につながらなくても、
将来的には、利益につながることなのです。
さすがに、私もちょっとだけ残念な気持ちはありますが、
運用資産は、勝ち負けを繰り返して、増えるものなのです。
ぜひ、あなたももしくやしい思いをしていたら、
ちょっと視点を変えて、次のトレードに目を向けましょう。
そうそう、勝ち負けを繰り返して増える話ですが、
斉藤正章さんは、○○・ショックのドローダウンを数年かけて取り返したようです。
ねっ、だから勝ち負けは繰り返して資産は増えるものなのです。
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西村 剛
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