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今年は本業の仕事が忙しくなってきており、平日はなかなか落ち着いた時間がとれません。
仕事に役立てる資格をとることになってしまい、自己研鑽にいいかなと思いましたが、これの勉強に結構時間をとられるため、面倒なことを引き受けてしまったと少し後悔しています。
同じ試験を受ける人5人で勉強会をやっているのですが、これがまた大変で、毎回長時間議論したり、宿題が出たり、で時間を取られます。
試験の過去問を一問ずつ解答を作ってきて、それを皆の前で説明して、議論するという形式ですが、一問について深掘りして背景やなぜそうなるかなどを意見だして議論していくというやり方です。
このやり方でいいのは深いところまで理解でき、勉強して知識がアップした感覚は感じます。ただ、深掘りすると一問だけで何時間もかかったり、なかなか先に進めません。簡単な問題ならとくに全員の回答が分かれたりせず、スムーズに終わりますが、このような議論になるのは難しい問題です。
試験までの日数を考えるとこのペースでは終わらないため、全体を自分で進めて、わかるものだけを先にやっていました。（難しいのは後回し）
一方で勉強会は引き続き同じようにやってましたが、途中からこんなに議論するような難しい内容についていけなくなったのと、時間がないこともあり、あまり力を入れずに参加するくらいにしました。
とりあえず難しいということはわかったので、できる時間も限られてるし、簡単なできる問題だけ取れるようにしようというやり方にしました。
結果的に割り切ってやったことで難しそうな問題は触らず、簡単なできる問題だけ確実にとり、試験はパスできました。
ただ、他の人は今年は時間が足りないため、来年に向けてじっくりやっていくという方針に変えたようでした。
このような勉強を続ければたしかにすごい力はつくでしょう。ただ、試験にパスすることだけを考えれば、それがわからなくても他に簡単な問題をミスしないで取れれば良いのです。
相場もこれに近いところがあり、相場にも簡単な時もあれば、とても難解な動きをする時もあります。
全ての相場でとれるように、難解な相場にも取り組み、取れればすごいことかもしれませんが、それを取れることが重要ではなく、最終的に資産が増えればいい
のですから、簡単な時だけしっかり取れればいいのです。
自分の戦略にあった動きをしているときだけ相場に参加して、それ以外の難しい動き、戦略にない動きには手を出さないことが重要です。
勝っているトレーダーほどそのようなことをしていて、わからない時は静観して、自分の勝ちパターンにはまった時が来るまでじっと待っているということをして
います。
多くのトレーダーは利益を出そうとして、常にポジションをもったり、一日チャートの前に張り付いて何度もエントリーしたりしてしまいますが、わからない中で
無理してエントリーしてしまう時ほどやられやすくなります。
システムトレードなら当然のことだと思いますが、わからないときは手を出さず、簡単な時だけ見極める＝検証したロジックでシグナルが出るのを待って、その時
だけトレードするというのが一番重要なことなので、シグナルを信じてトレードしましょう。
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