急落する日経平均の底打ちはどのあたりか【西村剛】

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日経平均が急落しています。

7月11日に付けた42426円から38000円まで約4200円下落したことになります。
日銀が追加利上げを決めたことで為替が急速に円高方向に進行、日本株も大きく売られる展開となっています。

ただ、7月後半にこれだけ下がっても、私が日々監視している暴落銘柄数は26銘柄にとどまっており、暴落というほどの下げではまだ現状ありません。

ですので今のところ、日経平均はおそらく38000円前後で底を打ち、再度上昇する可能性が高いと考えていますが、ここからさらに下がるとするならば日経平均34000円～35000円までの下落はあり得るでしょう。

このような難しい相場では、株価が上がる！下がる！と決め打ちせずに上がっても下がっても、ある程度対処できるように事前に準備しておくことが重要です。

・株価下落に備え不必要に持っているポジションは処分し余力を残しておく

・株価上昇に備え、上昇に転じた時に買うべき銘柄をあらかじめ決めておく

・日経平均が37000円を割り込んだらいったんすべての買いポジションを手仕舞う

など、今のうちにあらかじめ方針を決めておくのです。

そうすることでいざ相場が動いたときに冷静に対処できると思います。

今しっかり準備してくことで株価の下落がチャンスに変わります。

ぜひ考えておいてくださいね。

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 （過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある） システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。

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