暴落銘柄数20でいったん手仕舞いのタイミングか【西村剛】



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日本株が戻してきました。

日経平均は5日に付けた31156円から35089円まで反発、グロース250指数は5日に付けた482.29ポイントから551.37ポイントまで反発し、5日の暴落分を穴埋めするような展開となっています。

今回、株価が下がった要因は米国景気の後退や円高などと言われていますが、株価が単純に下がり、売りが売りを呼ぶ需給的な急落だと考えています。

ですので再度、同規模の下落が起こる可能性は少ないと考えています。

私が日々監視する暴落銘柄数も7日終値時点で20銘柄まで減少しており、8日以降株価が上昇してくれば、ひとまず今回の急落局面は終了だと考えてよさそうです。

うまく暴落時に仕込めた銘柄は短期ではいったん手仕舞いのタイミングだと考えます。

ただ、日米ともにこれまでのような上昇相場からトレンド転換する可能性はありそうです。

米国においては金利引き下げ、日本においては金利引き上げと株価と密接に関係する政策金利が変更されるタイミングにさしかかっていますので株価は乱高下する可能性がこれまで以上に高まっています。

今回のように、機械的な売買により売りが売りを呼ぶ展開というのは、規模の大小こそあれ年内にもう数回あってもおかしくはないでしょう。

これまで以上にしっかりとしたリスク管理が求められます。

過度に大きなレバレッジをかけないようしっかりとリスクに注意しながらトレードしていきましょうね。

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。