日経平均4万円になる引き金はこれだ！【西村剛】

2024.08.22

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日本株が小康状態に入りました。日経平均は暴落前の水準である38000円に到達し、ほぼいってこいの状況に突入、同様に旧マザーズ指数も暴落前の水準にまで到達し、落ち着きを見せ始めています。

システムトレードにおいてもほとんどのストラテジーで、手仕舞いのシグナルが点灯し、ほぼノーポジションの状態となっています。

今の状態は暴落相場が終わり、平常時の相場に戻った初期段階だと考えています。

では次に日本株が再度上昇し、日経平均が４万円に到達する引き金は何でしょうか？

その引き金は・・・

●米ダウ指数の高値更新

です。

米国株も日本株同様、８月は乱高下しました。ただ米ダウ指数はすでに暴落前の高値41376ドルに対し、40834ドルまで戻しています。日本株や米ナスダック指数は高値までまだまだの水準に位置していますが、米ダウ指数に関しては高値更新がかなり視野に入ってきています。

日本株が本格的に再度上昇トレンドに入るとするならば、

１．米ダウ指数が高値更新

２．米S&P指数が高値更新

３米ナスダック指数が高値更新

という流れが出来上がってきて初めて

・日本株も高値更新

というシナリオで動いてきそうです。

ですので次の日本株が動き出すポイントとしては少なくとも

１．米ダウ指数が高値更新

２．米S&P指数が高値更新

この２つの条件がクリアされてからのほうがいいでしょう。

ただ、その時に備えて今のうちにしっかり準備しておくことは必要です。

日本株が再度上昇トレンドに入ってから準備しては間に合わない可能性があります。

相場が小康状態でシグナルの出にくい今こそしっかり準備しておきましょう。

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 （過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある） システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。