暴落後の反応



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8月の急激な暴落後、株価はリバウンドして戻してきました。一時はネガティブな雰囲気もありましたが、少し落ち着いてきたので、新NISAをしている投資家はほっとしていることでしょう。

最近になって、初めて会う人や久しぶりに会う知り合いとかで、今まで株の話をしたことなかった人達と会うと出てくる話が、この前の暴落で持っていた株が大きく下がってしまったといのが必ず出てきます。

そもそも株をやっていることも知らなかったのですが、新NISAから株を始めた人が多く、人によっては現物だけでなく信用や先物をやってる人もいました。

こんなに周りの人達は投資をしていたのだな、と少し驚きましたが、今回の下げで下がったはものの、悲観して投げたという人はあまりいなく、耐えてもっている、あるいは安いところでさらに買った人も何人かいました。

なぜ、投げなかったか、さらに買ったか、と言えば、皆、共通していて株価は長い目で見れば右肩上がりで上がっているから長期で保有するという方針だからすぐに売ることは考えてないということです。

長期投資なので、その考え方は正しく、逆にそのくらいの気持ちで構えて短期的な値動きに翻弄されると、安く売って高く買わされてしまうようなことが起きるでしょう。

ある意味今回の暴落はそのような長期で本当に投資を続けられるかどうかを選別するきっかけになったのかもしれません。

ただ、少し怖いのは株価がまた右肩上がりで戻りまた最高値を更新していくということを断定して考えていることです。

結果的にそうなる可能性ももちろんありますが、急落後の上昇はたしかにすごいですが、直近の最高値よりはだいぶ下です。

ここからさらに上昇していき、最高値を更新していけば良いのですが、まだ8月半ばの時点ではそのような動きにはなっていないため、更新できずに戻りいっぱいとなる可能性があります。

つまり、今の相場がまだ方向性が上か下かどちらになるかわからないという状態だという現状認識ができていない、ということと、その中で上昇相場を前提としてポジションを持っているということが気がかりです。

結果的に上がればオーライで、正しかったと思ってしまいますが、それはたまたま今回は当たっただけで、判断する根拠がない中で、この先同じようなことを続けていては、相場がどこかで反転した時に高値掴みで大きくやられてしまいます。

逆に今回耐えて持ち越したと言う人も、損切りラインを考えておらず、何もできなかったことで結果的に助かった、と言うだけの人も結構いると思います。

それは本来損切りすべきところを守れなかったと言うことなので、間違った勝ち方をしているとも言えます。

今回の急落とその後の値動き、それに対する自分で下した判断と投資行動を振り返っておくのは今後の長い相場を生き延びていくために貴重な経験となるので、忘れないうちに記録してとどめておきましょう。

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korosuke

現役システムトレーダー。売りと買いを組み合わせたデイトレード戦略に特化した独自のスタイルを確立し、安定的に利益を得ている。セミナー講師も務めており、いずれも好評。 著書:暴落を上昇エネルギーに変える V字回復狙いの短期システムトレード (現代の錬金術師シリーズ) 出版社 : パンローリング

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