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今年に入ってラーメン屋の倒産数が昨年の倍以上となり、過去15年間で最多となっているそうです。
原因はここ最近の物価高により、人件費や電気代など店舗運営コストの上昇に加えて、食材費の高騰で、価格が値上がりしたことで客足が減少したということです。
たしかに、最近ラーメン屋に行くと、1杯1000円以上することも珍しくなく、むしろ1000円以下なら安いと思ってしまうくらい値上がりしています。
もちろん本当に美味しいお店なら多少値段が上がっても食べたいと思う客はいるでしょうから、それほど大きな痛手にはなっていないのかもしれません。
私が一番好きなラーメン屋は今のところ1杯800円ですが、おそらく2000円になっても変わらず行きたいと思っています。
そのため、おそらく本当に美味しいラーメン屋で評価の高いところは今くらいの値上がりでも、それほど影響はないとおもっていますが、一番苦しいのはそこそこ美味しいか、普通くらいで、特にどうしても行きたいというほどまではいかないくらいの店が値上がりすると、客の方もそこまで値上げして払ってまで行く必要も
ないかな、と思って行かなくなってくるのだと思います。
ラーメン屋は3年以内の閉店率が70%以上になるというくらい、厳しい業界です。
ただ、その背景には、一時期のラーメン屋は参入障壁が少なく非常に儲かりやすいビジネスだと言われ、多くの人が新規で参入してきました。
しかし、新規参入しやすいということは多くの人が入ってきて競争も激しくなるため、最初は良かったものの、徐々に差別化されて優秀な店しか生き残れなくなってきます。
特に食べログなどのグルメサイトで点数がつけられてしまうようになったことで、これまで普通でもやってこれたところがなくなり、優秀な店しか生き残れなくなったというのもあるかと思います。
20年くらい前であれば、まだそのようなシステムがなかったので、普通の店でもある程度は人が入っていたのかもしれませんが、ITが進み情報が多く手に入るようになったことでいいものだけが選別されて残るようになったというのは大きいと思います。
それに加えて、この1年くらいの急激な物価高により、さらに差別化されて本当に良いものだけしか生き残れないような厳しい業界になったのだと思います。
これは株の世界でも同じことが言えると思います。
戦後バブル期の最高値を更新、新NISAなどにより、株式投資が注目されることで、多くの新規参入する人が増えたと思います。
株価が右肩上がりで上がっているから買えば何でも儲かる、という感覚で、投資は簡単というイメージを持っている人もいるかもしれません。
この会社のビジネスは将来的に有望で~~とか、業績が良いから下がった時は割安で買い、長期的に右肩上がりだから下がったら買って放置、といったように理由はどうあれ、右肩上がりで上がっている相場の時は、どんな理由であれ下がったところを買えば利益になっていることでしょう。
地合いが良い時に株を始めると、それで利益が出ていれば自分の投資法がうまくいっていると思うのは当然ですが、地合いがいい時は通用したとしても、悪くなったときにも同じように通用するかまでは、そのような相場を経験していない以上わからないと思います。
ここまでの相場は買えば何でも上がる、下がったところを買えば元に戻ってプラスになる、という流れだったので良かったかもしれませんが、それがいつまで続くかはわかりません。少なくともずっとその同じやり方が通用する相場がいつまでも続くことはなく、必ず地合いの悪くなる時期もやってきます。
そのような厳しい相場の時ほど、今のラーメン屋のように株の世界でも投資家の明暗が分かれるようになるでしょう。
システムトレードはその点過去の地合いが悪い相場でも機能していたルールかどうか検証しているので、上昇相場だけでなく、下落相場が来た時でも恐れることはないでしょう。
これまで20年近くで一通りの暴落相場、下落相場が来ているので、そのような相場がまた来た時にどのような投資法を行うか決めて準備しておくことが重要です。
システムトレードで新規参入した投資家の一歩先を行くトレードを続けて行きましょう。
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