暴落前の株価には戻らない?



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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

「暴落前の水準に戻るは難しい」

それが、私の想定です。

昨日の日経平均株価は、
前日比プラス1.2%の1,4180円38銭でした。

そして、東証マザーズ指数は、
前日比マイナス0.2%の788.75で終了しました。

 

2/4(火)の大きな下落の翌日ということもあり、
寄付では大きく反発しました。

しかし、東証マザーズ指数については、
失速し「マイナイス」に転じてしまいました。

これは、やはりこれだけ急ピッチの暴落でしたので、
投資家マインドが、すぐに改善され、
暴落前の水準に戻るのは難しいということでしょう。

 

システムトレーダーのあなたであれば、
株価に関係なく、淡々とシグナルを見て売買するだけですので、
マインドがどうこうというのは、ないかもしれません。

 

しかし、裁量トレーダーの人にとっては、
やはり、この暴落を目の前にすると、
いくら反発しても、すぐに気持ちが変わるというわけではないのです。

これを聞くと、
いかに、株価が感情で動いているかが分かるでしょう。

だからこそ、私の中では、
「暴落前の水準に戻るは難しい」という想定があったのです。

 

さて、昨日反発したとはいえ、
やはり、この暴落がいったいどのような状況か気になる方もいるでしょう。

そこで、そこはやはりシステムトレーダーらしく、
現状を、しっかりと数字で把握したいと思います。

 

その数字で、使うものは、この[緊急レポート]でお伝えした

 

この条件式です。

/////////////////////////////////////////////////////

○終値と25日移動平均線との乖離率が-25%以下 かつ
○終値と5日移動平均線との乖離率が-5%以下

/////////////////////////////////////////////////////

 

この条件式に合致した銘柄がどれくらいあるかで、
今の暴落の状況がどのような状態か把握します。

さて、この条件式に合致した銘柄数ですが、
昨日(2/4)の終値時点では「137」から

「72」

に減少していました。

約半分に減っています。
ということは、そろそろ暴落が終わりということなのでしょうか?

そこで、昨年(2013年)6月の暴落について見てみましょう。
こちらの数字をご覧ください。

===============================

○6月5日(暴落前)東証マザーズ指数871.03  銘柄数3
○6月6日 東証マザーズ指数757.17(前日比▲13%)  銘柄数106
○6月7日 東証マザーズ指数670.15(前日比▲11%)  銘柄数248
○6月10日 東証マザーズ指数749.67(前日比△11%)  銘柄数25
○6月11日 東証マザーズ指数749.42(前日比▲0.1%)  銘柄数3

===============================

 

この数字を確認する限り、

東証マザーズ指数に関しては
銘柄数が「100」を超えてから1~2日後に
いったん底を打ち、反発する傾向が見られます。

ただ、今のところ、まだ東証マザーズ指数は、反発していません。

 

ということは、、、

この傾向を見る限り、東証マザーズ指数は、
ここ1~2日のうちに、いったん大きな反発がある確率が高いでしょう。

 

ただし、注意していただきたいが、

その反発は、あくまでも下がり過ぎた反動の「短期的なリバウンド」であり、
その後は、再びもう一段の下落があるかもしれないということです。

だからこそ、

もし、今日や明日に東証マザーズ指数が反発しても、
楽観視しないほうが良いでしょう。

 

ただ、、、

やはり、私たちはシステムトレーダーです。

あくまでも、現状分析のためにこのような話をしましたが、
すべてきことは、どのような状況でも、シグナル通り淡々とトレードすることです。

 

これ以上も、これ以下もありません。
これだけです。

 

仮に今日や明日に反発を上手く捉え含み益が出たとしましょう。
そして、そのときあなたが「もう少し上がりそうだから・・・」と
売りシグナルを無視したり、

含み損が出て「売りたくない」と思っても、
しっかりと、シグナル通りにトレードしていきましょう。

このような、多くのトレーダーが慌てふためくときこそ、
私たちは一貫性を持って、しっかりとトレードするのです。

そして、それが、周囲とは違う結果を生み、
あなたの利益になるでしょう。

いずれにせよ私たちシステムトレーダーはどのような局面でも淡々とシステムにしたがってトレードしていくだけなのです。

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■追伸

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。