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前回は森永卓郎さんの主張していた日経平均3000円について、今のところそのような気配はありませんが、これまでの規模を上回る暴落が起きる可能性はあるということを書きました。
バブル崩壊後の最高値を更新してきただけに、下げる時もバブル崩壊以来経験した事のない下げになる可能性はあります。
気になるのは大きく下げた後にリバウンドすることができるかで、下げたところを大口の資金(公的資金など)が買い支えることができるかどうか、でした。
これまでのように金融緩和を進めて大量の資金を市場に投入して乗り切ってきましたが、日本は特に低金利の状態が続いているので、金利をこれ以上下げて金融緩和をするという手が打てないのではないかというのが気になるところです。
次の暴落の時にはこのようなこれまで買い支えてきた資金が買うことができないため、過去に反発した下落率よりも深いところまで下がり、さらにリバウンドもしない可能性があるため、日経平均が3000円になってもおかしくないということかと思います。
よく言われるグレートリセットといわれているのも、今の金融システムでは限界がくるので、新しい金融システムに移行しようという動きですが、まだ新しい金融システムの枠組みがどこまでできているかわからないのと、そもそも移行することができるのか含めて未知の世界です。
まだしばらくは今まで通りの仕組みの中で動いていくと思います。
では、本題のこれからやってくる大暴落が来た時にどう対処したらよいか、になりますが、リーマンショック、コロナショックのような大暴落を超える規模の暴落が起きたとき、どうすればよいでしょうか?
過去の暴落をバックテストで検証してうまく機能していたルールがある場合、それがあるから安心かと思いきや、過去に検証した値動き以上のものが起きたときには通用しなくなる可能性があります。
逆張りの買いで反発時のリバウンドを取りに行く場合、さらに深く下がったところまで待って仕掛ける、ということでうまくリバウンドをとらえられるかもしれません。
しかし、バックテストをしてもそのような動きは過去になかったのですから、今検証しても売買なしという結果になってしまうでしょう。
そのため、次に来る過去に経験したことのない大暴落時に、下がっていく中で逆張りの買いを入れていくのはリスクが高く、検証も難しいです。
しかし、唯一出来ることは、そのような過去に経験したことのない大暴落が来た時は「トレードをやめる」ということです。
暴落して底入れしてからのリバウンドは大きいため、このタイミングでうまく仕掛けられれば大きなリターンになるので、いいタイミングで入りたいのはわかりますが、これまでに経験してない下げの場合、もう一段、二段と下に行く可能性があります。
そのため、そのような難しい場面では通常売買しているストラテジーは止めて、少し落ち着いて正常な相場に戻ってからトレード開始するという判定を入れて、トレード自体を止めることが一番の対策だと思います。
コロナショックの下げもリーマンショックのときの下げ方とは違っており、仕掛けのタイミングがずれると想定以上のドローダウンが発生してしまいました。
そのため、このような難しい値動きのときは目を瞑ってトレードせずに待つという、判定条件を入れた方が結果的には安定したトレードになります。
バックテストを行う際にもこれまでと違う動きがでたときはトレードをやめるという選択肢も入れて売買ルールを作ってみてください。
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korosuke



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