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健康診断を毎年受けていますが、先日ちょうど受けてきました。在宅で家にいることが多くなり、あまり外に出て飲みに行くことがだいぶ減ってきたということもあり、お酒を飲む量がここ2年くらいはかなり少なくなりました。
コロナ前は今思うと毎日かなりの量を飲んで飲み歩くような生活が多かったため、だいぶ健全な生活に戻ったのかもしれません。
それもあってか、10年前に比べるとここ数年は少しずつ良くなってきており、今回の診断の結果はここ5年くらい受けた中では一番良くなっていました。
これを現状維持していけるようにあまり無理ない生活をしていこうと思っています。
一方で昔からよく飲みにいっていた知り合いが、当時はすごい飲んで毎日肉を食べたりと豪快な生活をしていましたが、健康診断はいつもいい内容で、どこも問題なく、生命線も手の甲まで伸びるくらい長いので、100歳まで生きる生命力はあるから大丈夫と言っていました。
そんな彼が痛風になって入院したり薬を飲んで最近は大変らしいということを聞きました。薬を飲んでしばらく不摂生のない生活を続けているようですが、これは健康診断の結果が良かったことで、もっと飲んだり食べたりしても大丈夫だという過信があって悪化してしまったということでもあります。
皮肉なことですが、良い診断結果がでたことでそれが影響して逆にもっと飲み食いしても大丈夫という過信をさせてしまい、将来悪い結果を導いてしまったともいうことができます。
あくまでも過去の結果良かったということで、それは将来を保証するものではないので、その時と違う生活を将来したら、それまでと違う結果になってしまうというのはその通りだと思います。
ただ、結構これは世の中にも多くあることで、ある電気製品の寿命をAIで予測するというときに、現時点ではその製品は不良もなく、正常に動いているので、寿命は後5年先だというAIの予測が出たとします。
それによって、そんなにまだ長く持つなら、使用頻度を2倍にしても大丈夫だろうとして頻繁に使うようになってしまい、結果的に5年間使えるとされていた予測が、実際はもっと短い期間しか使えなかった、AIの予測は当てにならない、と思ってしまう人もいるかもしれません。
これも過去の結果によって未来が変わってしまうという例です。
これはシステムトレードでバックテスト結果と実際の投資行動でも同じようなことがあります。
あるストラテジーのバックテスト結果がよく、実際に使用してもこの1~2年うまく回っているので、運用資金をさらに増やして運用をしてみようとすると、先ほどと同じことで良いバックテスト結果が出たことによっていつもと違う行動をさせてしまい、将来おきることがバックテストとは違う結果になってしまう、ということです。
実運用をしてうまく回っていると、資金をそのままさらに追加したり、いつもと違うことをしてしまうこともあると思います。
あくまでバックテストは検証期間の過去と同じ条件で売買した場合のものになるので、良い結果が出ていたとしてもこれまでと違う投資行動は起こさず同じことを淡々と続けるようにしましょう。
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korosuke



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