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3月に入ってから日経平均は軟調な動きが続いており、陰線が目立つなど下げが目立つようになってきました。
まだ暴落というほどの大きな下げはありませんが、じわじわと下向きの動きが強くなってきているような感じです。
その要因として外部の地合いの影響があり、1つは円安から円高への動きが続いており、年始にはドル円が158円台をつけましたが、その後下落が続いており、現時点(3/11)では148円割れまで円高が進んでいます。基本的には円安=株高、円高=株安というのが相関した動きになっており、ドル円がこの流れが続くと日経平均も上昇はしにくいでしょう。
そして、もう一つ外部で日経に影響するのがNYダウの動きです。
NYダウの動きを見てみると、2月後半から下げはじめ、3月に入ってからの下げによって日足では下降トレンドに転換しています。その後連日高値切り下げながらの下落が続いています。ローソク足が連日前日の高値を超えられず、高値を切り下げながら下げているということは順張りの買いのように、高値を買ってもその後について買ってくる人がおらず、逆に高値を買ったところを売られているという状況です。つまり買い方は毎日苦しい展開が続いているため、需給で見たときには完全に売り方優位の流れです。
同じように安値の足も見てみると、3月に入ってからは連日前日の安値と同じか、前日安値をさらに切り下げて安値下げる動きがずっと続いています。典型的な下落トレンドの動きになり、このローソク足の流れが続いている中で逆張りの買いを仕掛けると落ちるナイフを掴みに行くだけになるので、リバウンドする可能性は極めて低いです。では、どこで流れ変わるか、どこで買いを仕掛ければいいかということになりますが、このローソク足の動きが前日の高値、安値を切り上げた足型になった時です。
ちょうどそのような動きが3/14のダウの日足に現れました。4日連続大きな陰線が続いて高値安値を切り下げながら綺麗に下げていく中で、大きな陽線がたち、この陽線の高値と安値は前日のローソクありの高値と安値を切り上げています。ローソク足レベルで見たときの相場の流れが変わった時の転換サインになるので、ここからは目先この高値安値切り上げの動きが止まるまでは一旦リバウンドの上昇が期待できます。
ただ、これはさらに大きな時間軸で先まで見た時には、日足の大きな流れは下降トレンド転換しているので、あくまで下降トレンドの中の一時的な上昇ということになります。目先上昇した時にこれで上昇トレンドに戻ったと考えてしまうのはまだ早くて、NYダウは2月の高値45,066を超えて高値更新するまではまだ大きな流れは下降トレンドです。今回の一旦の反発上昇の流れによってどこまで上げることができるかが重要で、もし、高値更新できず終わってしまうと、下降トレンド継続が確定となるので、戻り高値は売りのエントリーチャンスとなります。
日経平均と連動するNYダウの動きは全体相場を見る上で重要な指標になるので、常に見ておきましょう。
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korosuke



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