こんな相場でもイベント投資は堅調!?



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乱高下をする相場でもあり、今後の方向性も難しく、ある程度の方向性が見えてくるまで静観する方も多いと思いますが、イベント投資はやはり鉄板投資で堅調な結果をみせております。

一例をあげれば、47日に、東証プライム上場のスズキ が「株式の売出し」(公募増資)を発表しました。内容として、スズキは、9,570万株の売出し及び最大1,435万株のオーバーアロットメントによる売出しで金額にして1,700億円超の売出しでありました。

当然の事ながら、米国のトランプ大統領の輸入自動車への追加関税騒動と主幹事のSMBC日興証券における昨年度のHONDAの公募増資において未だに公募価格割れの株価であることから、各証券会社のブックビルディングの応募状況は散々な結果でありました。

しかしながら、スズキの売出価格は1,570円の終値に対し、5%という高いディスカウントの1,492円で決定し、さらには翌日の初値は1,620円でそこから上昇したことから、受渡日前において獲得株数に比例して、かなりのパフォーマンスをあげることができた方が多々いらっしゃるところでございます。

もちろん、前回のHONDAの売り出しの時のような株価推移となるような顛末やトランプ大統領の発言の行方によってはさらに一気に株価が下落することもあり得ることは安易に予想できましたが、そのあたりは公募増資特有の価格決定日からの安定操作期間でヘッジをすれば、最大に見積もっても、手数料レベルの損失にしかならないことから、このような貸借銘柄案件の公募増資投資はやはり、道に落ちている小銭は拾う精神で、いかなる時でも参加すべきであることを再認識したところであります。

また、公募増資と同じように立会外分売においても、このタイミングでのリリースはありませんでしたが、貸借銘柄であれば、確実にヘッジを入れることによって分売価格との鞘が取れることからこちらも参加すべき案件の鉄板投資となります。

さらには、あまりにも安い価格でTOB価格が発表された時には、さらなる上値が見込まれるTOB合戦期待として、仕込む場合もリスクは限定されます。

このあたりは、仮にTOB合戦が不発となったとしても、最終的には現時点でのTOB価格でエグジットされることから、損失額も限定されます。

このようにIPOと異なり、POや立会外分売、TOBといったところのイベント投資はローリスクでミドルリターンまで狙える戦略でありますから、相場の乱高下の状況であっても引き続き積極的に参加をしていくところであります。

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JACK

現役トレーダー。IPO投資や不動産投資を得意とする現役トレーダー。独自の視点による投資判断や、確実に獲得できる利益を見逃さない姿勢は、システムトレーダーも必見。

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