関税ショック後のトレード戦略



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4月相場はトランプの関税ショックで大きく下落し、その後のリバウンドで大きく上昇、と乱高下激しい月となりました。

この1か月のトレードを振り返ってみると、デイトレの戦略は、持越しはしないので、夜間のNYダウの暴落をくらって大きく含み損が発生するということはありませんでした。

しかし、今回は日本市場で大きく売られた後、夜間のNYダウで大きく上昇して戻して底入れとなり、翌日の日本市場は大きく上昇してのスタートとなったため、急落からの急反発で一番逆張りの利益が大きく取れるところでは、うまく入れられませんでした。

場中にもう一段下げて、投げ売りが一巡した後に急反発するような動きだともっと取りやすかったのですが、これは結果論なので、今回はこのような流れに合わなかったのは仕方がないかなと思います。

 ただ、買いのタイミングをもう少し早めに仕掛けて、底打ちから反発の一番いいところを取る戦略も必要かと思い、エントリー方法をもう少し新しい条件に改良もしてみようと思っています。

これまでもよくあるのですが、暴落して底打ちからの大きな反発局面では、シグナルが出て、翌日に寄り付きに仕掛けるとすでに株価が大きく上がっていること多いので、もう少し早く仕掛ける必要があります。

では、そのタイミングはいつになるかと言えば、前日の大きく下げたところで買って持越しするか、あるいは、夜間のPTSでさらに下げたところで買うかになります。

 仕掛けのシグナルが出る前日の引けに、前日時点の株価から引け後にシグナルが点灯するということは予測できるので、場中の株価を見て判断してその日に仕掛けられるのがいいですが、その時点では夜間の動きがどうなるかわからないので、持ち越すことはリスクがあります。

そうなると、やはりPTSを利用して、17時以降の株価データを更新後、シグナルチェックし、暴落時相当の買いシグナルが大量に出ていたら、PTSで投げ売りが出たところを拾っていくというのが一番効率的で、暴落からの反発をきれいに取れると思います。

これは検証することは難しいですが、PTSは簡単に検証できない分、まだ見えていなかった優位性が多く眠っているような気がします。ただ、夜間のPTS市場をチェックしたり、あまりやりすぎると日中も夜もトレードしなければいけないことになってしまい、本末転倒なので、一番美味しいところは取り逃してしまうかもしれませんが、時間的な手間も必要ないということを考えれば、現状のシグナル後に翌日仕掛けでもよい、ともいえます。

この辺りはバランスが難しいところですが、暴落時のエントリータイミングは検証していこうと思います。

 

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korosuke

現役システムトレーダー。売りと買いを組み合わせたデイトレード戦略に特化した独自のスタイルを確立し、安定的に利益を得ている。セミナー講師も務めており、いずれも好評。 著書:暴落を上昇エネルギーに変える V字回復狙いの短期システムトレード (現代の錬金術師シリーズ) 出版社 : パンローリング