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TOB投資にあたっては、なかなかシステムトレードでパフォーマンスを上げるのはほぼ難しいと思っております。
なぜなら、どのような銘柄がどのように値動きをするのかを統計的に確立するのができないからであります。
そもそも、エントリータイミングも限られておりますし、TOBのリリースがあっても現行の価格が期待感から上昇したりする場合やそもそもディスカウントされることもあるから、必ずしも株価が上昇するわけではありません。
先日も豊田自動織機において、TOBがリリースされた際には、TOB価格16,300円で、その日の終値の株価18,400円より下回ったことから、早速その日の夜間取引では、信用買いの投げもあって、一気に15,890円まで下落しました。
この価格は、TOB価格との差額は410円となり、単純利回りは2.5%で、中止されるリスクもゼロではなく、半年間の拘束となりますが、ここまでの鞘であれば、買いにいってもいい水準でありました。
予想したとおり、翌朝は16,000円の始値に対し、終値は16,205円、さらには6月6日の終値では16,400円となり、結果的に半年間の拘束もなく、利益確定をした方も多かったところであります。
このようなトレードはやはり、システム化は難しく、超アナログトレードになるところであります。そもそものシステムトレードにあたるシグナルが新聞報道、そこからの買値となるエントリー価格も株価位置ではなく、新聞報道からの逆算等の推測での株価、そして、買値より下回った場合においては、ロスカットをするのではなく、逆に下落幅の鞘を見て購入するものであります。
また、これも同じTOBで日本調剤においても既に4月にTOBの方向性は新聞報道をされていましたが、再び関連記事等で再掲されたことから、今更感もあるにも関わらず、夜間取引は買いが買いを呼び、年初来高値をつけこのタイミングで利益確定をした方も多かったところであります。
ちなみに私自身も少々保有をしておりましたが、夜間取引ができない証券会社で保有していたことから、翌朝での利確になり、夜間取引における高値よりは低い株価であったことから悔しい思いをいたしました。
このようなことから、TOB狙い銘柄においては、比例配分を除き、夜間取引ができる証券会社でも最低100株でも保有するようにしたいと思っております。
いずれにしろ、今年は、東京証券取引所(以下、東証)がPBR(株価純資産倍率)1倍割れの企業に対して改善を要請していることや金融庁が打ち出した政策保有株の縮減方針、さらには親子上場の解消という面でTOBラッシュが今後も予想されますので、銘柄予想含め、システムトレードとは別腹のアナログトレードでパフォーマンスを上げたいと思っております。
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