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SNSや各メディアで今年2025年の7月5日が注目されています。
以前からネットで書かれていましたが、この日にフィリピン海沖で大きな地震が発生し、日本にも巨大な津波がおし寄せるというような予知夢を見たという本が出版され、それが話題になっていました。その人の見た夢は東日本大震災の日にちも当てており、その本が出版されたのも東日本大震災よりだいぶ前になるので、信憑性が高いということで注目されていました。
その7月5日がもう少しのところまで迫ってきました。Youtubeなどでも、7月5日に何が起きるのか、というような動画が沢山出てきました。7月5日に何が起きるか?についてもいろいろな人の意見があり、隕石が墜落して地震と津波が起きるという人もいれば、南海トラフ地震、富士山が噴火する、太陽フレアで電子機器が止まる、とか、挙げればきりがないほどいろんな説が出ています。
これは、以前1999年のノストラダムスの大予言であったような感じで、いろいろな意見が飛び交って、騒がれたのと似ているように思います。いろいろな意見があり、さもそれらしいような説明がされますが、最終的に起きることは1つなので、それ以外の多くの説は間違っていることになります。
いろいろな考えが出るのは自由なのですが、エビデンスとなる根拠がない限りは、本当かどうかは誰にもわからず、都市伝説と呼ばれます。
信じるか信じないはあなた次第です、というのはまさにエビデンスがないから満場一致で正しいと決めることができないからです。
都市伝説とは、行ってしまえばエビデンスがないが俺の言っていることを信じろ、と言っているだけだと思います。
さて、では7月5日におきることを株式相場で考えてみましょう。
もし、この日にこのような大規模な災害が起きるとすれば、株価も大暴落するはずです。そうなると、それを警戒してその前から持ち株を処分する動きが出て株価は下げていき、もしかすると暴落が起きるかもしれません。
予言が当たるかどうかとは関係なく、現に、香港の航空会社はネットでのこの7月5日の情報を警戒して、7月のフライトを中止したり、とこの予言を警戒して実際に株価に影響を与えるような事も起き始めています。
そのため、7月5日に何が起きるかはわかりませんが、それを警戒して何らかの売りが出る可能性はあるかもしれません。ただ、その場合7月5日に何もなければその後は大きく戻すでしょうから、万が一大きな暴落が起きたとしたら逆張りの買いでチャンスがあるかもしれません。(これは7月5日に何も起きないということを想定しています)
参考までに、ノストラダムスの大予言のあった1999年7月とその前の株価はどうだったか見てみましょう。日経平均は5月初めから6月初めにかけて17000円から16000円に下げましたが、6月以降上昇が続き7月19日に18500円まで大幅上昇しています。全く大予言など関係ない動きで上昇しているので、今回も同じように6月から7月にかけて株価が上がっているならば7月5日は何も起きないということでしょう。
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korosuke



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