今年の相場の重要局面



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4月の関税ショックによる急落から2か月近くが経ち、大底を付けてから反発して上昇が続いています。大きく下げた分、戻りの反動も大きく、するすると戻していき気が付けば急落前の水準まで戻してきています。

もはや4月の急落も遠い昔のことで、過ぎ去って何もなかったかのような動きに思えてしまいますが、このまま上昇トレンドに入っていくのか、それとも、4月の急落により下降トレンドに入っており、その中の一時的な戻り局面になっているだけなのでしょうか?

今の日経平均やTOPIXのチャートではとても重要な局面にきていて、ここからの動きがどうなるかで今後の中期的なトレンドが決まります。

TOPIXのチャートを見ると、4月の暴落前に3/26に付けた高値2821.0から急落し、その後の反発上昇でほぼ同じ水準まで戻してきました。ただ、反発後4回この高値を超えるかどうかというところまで戻したもののまだ完全に高値更新には至っておらず、戻りがここで止まった可能性もあります。ただ、逆にここを上に抜けてくると、急落前の高値更新となり、暴落後から戻り売りを入れていた売り方が踏み上げて買い戻しに入るので、上昇が加速するでしょう。チャートを見るときれいにここで止まっているため、多くのトレーダーがここに抵抗ラインがあると考えて、注目していますので、どちらか一方向にトレンドが出たら結構長いトレンドとして続くでしょう。

7月相場ではどこかで高値更新をするか、再度トライして跳ね返されて戻りいっぱいになるかはっきりとした動きが出てくると思います。それを見極めてから動けばよいですが、基準が暴落前の高値で、これを超えられるのか、超えられないのかということではっきりしているので、売りも買いもチャンスはあります。

買い目線で乗るならこの高値を超えてから順張りの買いでついていき、売り目線なら、戻り売り狙いで、この高値に達したところを逆張りの売りで入り、そのまま上昇して高値を更新してしまったらロスカット、と決めておけばどちらもエントリーチャンスはあり、ロスカットもわかりやすいので、タイミングとしては良いポイントでしょう。

夏休みは閑散相場となることが多く、相場が動くとしたら、6月末か7月月初あたりになるかと思います。夏休みの前に大きな動きが出てくるのを待ち構えて準備しておきましょう。

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korosuke

現役システムトレーダー。売りと買いを組み合わせたデイトレード戦略に特化した独自のスタイルを確立し、安定的に利益を得ている。セミナー講師も務めており、いずれも好評。 著書:暴落を上昇エネルギーに変える V字回復狙いの短期システムトレード (現代の錬金術師シリーズ) 出版社 : パンローリング

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