週足から見るトレンド



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日経平均は4月7日の関税ショックで下げたときの底値30792円からちょうど3カ月が経過し、40000円を超えるところまで上昇して戻してきました。実に10000円近くの上昇となり、暴落前の高値まで戻して、さらにそれを超える上昇となっており、関税ショックは何だったのかというかのような全戻しで強い動きです。

日足で見ると暴落前の高値を更新しているため、上昇トレンドに入っているので、押し目は買いにはなりますが、この上昇がどこまで続くのか?はもう少し長い目線で見ていく必要があります。

日経平均の週足を見てみましょう。週足ではだいぶ先の方まで見えてきますが、週足の視点で見てみると4月から現在までの上昇による高値が、急落前の高値と同じ水準にきています。つまり、ここまで日足では順張りの上昇トレンドに見えていますが、週足で見るとまだレンジの中の動きで、上限にちょうど達したところということになります。

ちょうど40630円あたりがレンジの上限にあたり、ここを超えてくると週足レベルで上昇トレンドに入ることになり、長期的にトレンドが上向きになってきます。しかし、もしここを超えることができない場合は、レンジ上限で動きが止まったことになるので、長期的にここで頭打ちとなり、再度レンジ下限(4月7日の30792円)に向かって下げていく流れに入ります。

そのような意味で現在値の40000円近辺での株価の推移は週足レベルで今後の動きを見る上でとても重要で、今年後半の動きもこの週足で見るレンジ上限を超えることができるか、超えることができず下落することになるのか、を見極めが必要になります。特に中長期的に保有するスイングトレードをやっている人にとってはここが重要なところで、もし、レンジ上限を超えることができなければ、保有している銘柄にここから大きく含み損が出てくることになります。また、その場合、下がっていく中でナンピンをしてしまうと、トレンドに反してナンピン買いをすると大きく損失を拡大させてしまいます。

これは逆も同じで、レンジの動きになることを見越してレンジ上限で売りをいれたとします。レンジ上限を抜けられず、そのまま下げていくならこの売りの仕掛けはきれいにはまりますが、もしレンジを上に抜けてしまった場合は、すぐにロスカットしないと、大変なことになります。それどころか売りを追加してしまうと、さらに損失を大きく拡大させてしまいます。このようにエントリーポイントがどこかだけでなく、大きな流れを考えて、トレンドが発生した方向と、それに対する逆張りになっていないかどうか、を理解してこうなった場合はどうする、というのを決めておくことが重要です。レンジ上限を抜けるか、跳ね返されるかは誰にもわかりません。ただ、どちらかになる想定をもとにエントリーポイントを決め、その想定通りにならなかった場合はどの時点でロスカットするか、までは事前に決めておきましょう。

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korosuke

現役システムトレーダー。売りと買いを組み合わせたデイトレード戦略に特化した独自のスタイルを確立し、安定的に利益を得ている。セミナー講師も務めており、いずれも好評。 著書:暴落を上昇エネルギーに変える V字回復狙いの短期システムトレード (現代の錬金術師シリーズ) 出版社 : パンローリング

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