インフラファンドの悲劇



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ついに恐れていたことが起こってしまいました。

それは、私が5年以上前にこちらのセミナーでお話をしましたインフラファンドになります。

このインフラファンドにおいては、ご紹介した時には、J-REITとよく似た上場投信で、
注目度は低いが、分配金利回りの高さと安定度は抜群とお話した記憶があります。

また、インフラファンドは現時点で高利回りであるだけでなく、利回りの安定度も抜群で、太陽光などの再生可能エネルギー源によって発電された電気は、20127月に始まった「固定価格買取制度」があるので、20年間、売電価格が固定されていまので、この「固定価格買取制度」のおかげで「インフラファンド」の収益は安定し、利回りの安定度も非常に高いというスキームを説明させて頂きました。

当時の株式投資やJ-REITでは、なかなか6%を超えてくるような銘柄なかなかないことから、私自身もポートフォリオの一角を占めておりました。

しかしながらここ数年の価格の値動きは、固定価格買取制度終了後の将来に対する不安や、株式市場の活況で、利回り商品である上場インフラファンドやJ-REITから、値上がり益が期待できる株式へと資金が流れたことや円安の影響で外国株を買う動きが広がったこと、さらには大きいところでは、J-REITと同様に金利上昇懸念が続いていたこともあり下落基調であることから、現在のインフラファンド5銘柄平均の利回りは、8.24%となっております。

私自身は、価格が下落しようが、とにかく分配金がキープできれば、単純にここから5年保有した場合に更に4割減になる可能性は、分配金の減少はあるかもしれませんが、今の水準であっても下落した価格は高くはなく、とにかく保有継続していれば、下落の損失はカバーできると判断しておりました。

しかしながら、保有しているインフラファンドにTOBがかかってしまい、通常であれば、自分の持ち株にTOBがかかればそれなりのプレミアム価格となることから、喜ぶパターンが多いのでありますが、今の価格からのプレミアムであっても残念ながら、私自身の買値には届かず(「持ち株の価格>TOB価格」)、もし応募をすれば当然、損失確定となります。

幸いなことに今回の銘柄に関しては、TOB後も上場が維持されるということから、首の皮が一枚つながったところであります。

但し、今後もこのようなTOBの2回目やら3回目、あるいは上場廃止となる可能性もあることから、分配金利回りでどれだけ解消できるか、時間との勝負となるところであります。

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JACK

現役トレーダー。IPO投資や不動産投資を得意とする現役トレーダー。独自の視点による投資判断や、確実に獲得できる利益を見逃さない姿勢は、システムトレーダーも必見。

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