ほったらかし投資が最強?



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4月の関税ショックで暴落となった後、2番天井はいつくるか、下落トレンドに転換したのか、と疑心暗鬼の中、気が付けば右肩上がりでするすると株価は上昇していき、再度バブル後の最高値を更新してきました。暴落後の反発上昇はあるとは思っていましたが、ここまで上昇していくとは暴落当時は考えることはできませんでした。こういう時こそドルコスト平均法で、毎月一定額を定期的に買っていくやり方がこの動きに合っていて、下がったところをコツコツと拾っていくのが4月以降の相場ではうまくはまったのではないかと思います。

 とくに7月相場で日経平均が41000円を超えてからは一気に上昇して45000円を超えてきましたが、この間は個別株も新高値更新する銘柄が多く、とにかく強い相場です。4月の暴落時は頭を抱えていたYoutubeのトレーダーも、結果的に保有し続けて大きく利益になり、これからもインフレで株価は上がっていくから、今は仕事しないで株を買ってそのまま持っておくだけの方が一番いい、ということを言っていました。

 仕事をしないで株をすることの方が良いとなると、多くの人が仕事を辞めてしまいます。さらに株でも買いを保有して何もしないで持ってるだけが一番よいとするなら、いろいろなトレード手法、テクニカルやシステムトレードなど思考錯誤したトレードもやる必要がないということになります。ただ株を持っているだけでどんどん株価が上がっていき、仕事をやらなくなる、トレードの勉強も必要ない、そんな状況がこれからもずっと続いていくのでしょうか?

 2012年のアベノミクス以降の相場から初めたトレーダーや、新NISAが始まって新たに参入したトレーダーには株価は本来右肩上がりで持っていれば上がるものというイメージがついているかもしれません。しかし、2012年より以前の相場を経験している人は、ライブドアショックやリーマンショック、東日本大震災など本当の大暴落を経験していて、株価も上がっては売られて大きく下がるというようなイメージが残っていると思います。つまり、上がっては下げて押し目を作りながら上昇したり、ある程度上昇したところで戻り天井を付けて下落していく、というように、上がった後は下げてという、うねり(波動)を作りながら動いていくのが相場だと思っています。

 今はそんな動きも関係なく、上げ続けるというバブル的な動きが続いています。いわゆるブラックマンデー時の有名な話である、「靴磨きの少年」が逆に簡単に勝ってしまうような異常な相場です。このような相場が未来永劫続くことはないので、どこかで大きな転換点が必ずやってきます。日銀のETF売却、など、何か気になる情報が出たときにそれがトリガーとなってこれまでにない下げ方がやってくるかもしれません。

 年初来高値が続いていますが、何か大きな変化が起きないかを気にしながら逃げれる準備も整えておきましょう。

 

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korosuke

現役システムトレーダー。売りと買いを組み合わせたデイトレード戦略に特化した独自のスタイルを確立し、安定的に利益を得ている。セミナー講師も務めており、いずれも好評。 著書:暴落を上昇エネルギーに変える V字回復狙いの短期システムトレード (現代の錬金術師シリーズ) 出版社 : パンローリング

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