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円安、物価高で生活していく中で日々物価の値上がりを実感しています。久しぶりにペットボトルを自販機で購入しようとして値段をみると、500mlサイズのは200円くらいが相場になりつつあり、感覚的には100円から150円くらいだったので、1.5倍~2.0倍くらい上がっています。ラーメンも1杯1000円くらいが相場になってきているので、知らないうちに物価がどんどん上がっているというのは生活している中でも実感できると思います。
中でも、生活をしていく中で最も重要な住居の価格について見てみると、こちらも値上がりが続いており、東京23区の2LDKのマンション販売価格は1億円を超えてきているそうです。家賃相場で言うと都内ではこの間取りだと大体24万円くらいが相場になっているとのことで、驚きです。
住宅費は月の手取り収入の1/3までが適正範囲と言われていますが、それで計算すると都内23区の2LDKマンションに住んでいる人の平均年収は1450万円になります。世帯年収1000万円以上の割合は全国の11.6%という統計から考えても、収入に対する家賃の負担は1/3を超えているケースもでていることになり、家賃の上昇が生活を圧迫してきていることが分かります。
まだまだ円安、インフレが進み、不動産価格も上昇するという見通しを持っている人も多いですが、価格は売り手と買い手の需給によってきまります。理論的にはインフレがすすんでいくとしても、需給のバランスがどこかで崩れ、売り手は高く売ろうとしているが、買い手がついていかなくて売れない、という状態がやってきます。いまのところまだ上昇が続いているということは買い手もいるということなので、ある意味適正値なのかもしれません。
ただ、この先上昇していったとき価格だけが高止まりして、販売はされているが売れない、では価格を下げて売ろう、という動きが出てきたときにピークを付けて下落に転じていきます。その動きが緩やかに出てくるのであれば、いいのですが、急激に政策転換で金利が大きく上昇したりすると、以前のバブル崩壊のような急落を引き起こします。流石にそのようなことはおきないように日銀や政府もコントロールしようとしているのでしょうが、トランプ政権になって何が起きるかわからないので、いつ何かをきっかけにして急落するようなことも十分あり得ます。
バブルのビークから下落に転じるところは最後のババ抜き状態で誰が天井を掴んでくれるか、どこで逃げ切れるかの椅子取りゲームをしている状態になります。まだ大丈夫と思っていると逃げ遅れてしまいますので、腹八分目くらいのところで降りて急落したときに被害にあわないようにしたいですね。
物価高、家賃の上昇など身の回りのところで異常を感じ始めたら少し早めに警戒してイグジットする準備をしておきましょう。
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korosuke



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