「あと228円」に迫る



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ブログ用1
From;西村剛
東京の事務所より、、、

だから聞いて下さい。

この「いつも通り」の話






昨日(6/3)の日経平均株価は、
前日比512円安の13,261円82銭まで急落しました。

昨日の夜のニュースでも、
今朝のニュースでも、ずいぶんと大きく取り上げられていました。

最近は、「アベノミクスの崩壊では?」
などという言葉もメディアに出てきましたね。

あげく「そもそも、アベノミクスなんて存在してはいけない!」
などと言っていた評論家?エコノミスト?もいました。

これに関しては、私は経済評論家ではないので、
言及を避けておきますが、

株価が要因で、ここまで話が盛り上がるとはすごいものです。
裏を返せば、それだけ株価というのは影響力があるのですね。

だからこそ、その株価に影響を直接もたらす
私たち個人投資家の存在は、重要なのでしょう。

ということは・・・

私たちは、日本の道路を胸を張って歩いてよいということでしょうか?
日本の経済は、自分が支えているぞ~!と(笑)

さて、そこまではさすがに冗談ですが、
ここ最近の株価の変動で、ずいぶんとメディアが騒がしくなってきました。

少し前までは、「バブル」という言葉があふれていたのに
今度は「崩壊」に近い話が出てきていますよね。

手のひらを返したように
反対のことを言っているとも取れてしまいますね。

しかし、あながちそうとも言えない数字もあります。

これは、あくまでも可能性ですが、

日経平均株価の中期トレンドを表す75日移動平均線の値が
13,033円まで「あと228円」まで迫りました。

この対談でもお話ししているように
>> http://goo.gl/qGtPd

現在の株価下落局面は、年末からの上昇における反動という見方が大半です。

様々なメディアで私のような立場の人が話していますが、
ほとんどの方が、同じような見解です。

ただし、もし「75日移動平均線」を終値で
日経平均株価が割り込むような展開になれば、

中期のトレンドが「下落トレンド」に転換することになります。

この転換のポイントの把握は重要でしょう。

ですので、今週はまさに正念場ということです。

ちなみに、明日(6/5)には、安倍政権による
成長戦略のスピーチが控えています。

株価は、こういった報道で左右されやすいところもありますので、
ここでサプライズがなければ、株価がもう一段下がる可能性もあるでしょう。

では、こういった局面が
仮に現実になった場合、私たちシステムトレーダーは、どうすればよいのでしょうか?

もう、アレしかありません。

そう、いつものアレです(笑)

いや、でも・・・
そのいつものアレが重要なのです。

アレアレ言っていても、何だか意味が分かりませんよね(汗)

でも、日々熱心に勉強されているあなたであれば、
分かりますよね。もう、耳にタコですもんね?

そうです、アレとは、、、

このような局面でも、

「自分の売買ルールに従って、淡々とトレードすること」です。

もう、それしかありません。

裁量トレードなどシステムトレード以外のトレード法を
実践している方は、不思議かもしれませんが、

私たちシステムトレーダーにとっては、
このように値動きが荒い局面は「大好物」です^^

なぜか?

それは、「利益の稼ぎどころ」だからです。

反対に、昨年のように株価がほとんど動かない状況というのは、
私たちシステムトレーダーにとって「冬眠」時期とも言えるのです。
正直、それほど利益が稼げません。

しかし、今は「利益の稼ぎどころ」なのです。

先ほど、ご紹介した対談の中で、
斉藤正章氏も話していましたが、

今は、上昇トレンドの中での暴落です。

だからこそ、今ならシステムトレード初心者の方でも
下落トレンドのときよりは、シグナル通りトレードしやすい環境だ思います。

下落トレンドの中での暴落は、本当に底知れずの怖さがあります。
ですから、システムトレードの初心者の方にとっては、精神的に厳しいかもしれません。

ただし、今は中期トレンドで下落に転じる可能性はありますが、
長期の上昇トレンドの中での暴落です。

つまり、下落トレンドのようにもっともっと下がるというリスクが
低いのです。

それこそ、斉藤さんは「いまは黙ってシグナル通り売買しましょう!」と
珍しく言いきっているくらいですからね。

ただし、これだけは注意して下さい。

シグナル通りトレードをしたからといって、
それは「100%」を保証するわけではありません。

これは逃げというわけではなく、
実際にそうだから、お伝えしておきます。

もちろん、売買ルールで「勝率100%」というのを作ることはできるのですが、
それは、あくまでも自分の都合の良いように、条件をそろえた場合です。

ですが、その都合の良い条件がそろうのは、
現実的に難しでしょう。

とにかく、シグナル通りトレードしたからと言って、
必ず利益になるとは思いこまないように注意しましょう。

じゃ~、なんでシステムトレードするの?

と質問や反論がきそうですね。

今日は、その回答をして終わりにしましょう。

システムトレードを取り入れる理由はこうです。

「私は普通の人」

だと重々承知しているからです。

分かりませんが、もしかしたら皆さんの中に
とてつもない天才の方がいるかもしれません。

もし、そうであれば、これは申し訳ない話です。

ですが、あの斉藤正章さんは、これが理由です。
そして、私もこれが理由です。

自分がもし天才であれば、将来の株価を予測し
ばしばし利益を上げることができますが、

少なくとも、私と斉藤さんは天才ではないので、
そのようなことはできません。

そして、自分の感覚でトレードしても
利益がでるときもあるが、トータルで見ると損をしていることも分かっています。

では、どうするか?

そのとき出てくるのが、システムトレードなのです。

システムトレードは、少なくとも
根拠ある統計データに基づくトレード法ですので、

私や斉藤さんが感覚でトレードするよりは、
安定的な成果をもたらしてくれます。

ちがう見方をすれば、損失を抑えてくれます。

おそらく、これを完全に裁量でやっていたら、
儲かるときは儲かるかもしれませんが、損するときは損して、
結局トータルで損という結果になるでしょう。

だからこそ、普通の人である
私と斉藤さんは、自分の感覚よりもはるかに信頼のある
システムトレードに頼っているのです。

いかがですか?

あなたは、どう思いますか・・・

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■追伸

斉藤正章が答えます。「今月の相場は大丈夫?」⇒ http://goo.gl/qGtPd

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。