「大損する最短ルート」知りたい?



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ブログ用1From;西村剛
東京の事務所より、、、

私は、怒っています。

猛烈に怒っています。

何に対してか?

それは、、、

自分の無力さです。

実は、先日このようなお便り頂きました。

そこには、ひと言こう書かれていました。

「含み損が大きいので塩漬けにします」

しかも、これは1通ではありません。
複数というより、日に日に増えています。

私は、ショックでした。
とにかくショックでした。

それと同時に、とてつもない自分への怒りと
自分の無力さをおぼえました・・・。

「なぜだ、なぜだ、なぜだ!」と自分を責める以外にありません。

こんな状態ですから、
今日の内容は、感情が表に出てしまうかもしれません。

しかし、それくらいショックであり、
自分に怒りを感じて仕方がないのです。

どれだけ伝えても、
どのような方法で伝えても、
何回伝えていも、

どうにもならないことはあるのだと、今思っているのです。

「塩漬け」

それだけは、絶対にやめて下さい!と念を押したのですが、
どうやら、このお便りを下さったトレーダーの方には、
私の想いは届かなかったようです・・・

ちょっと、このまま感情をだした中身でも、
あなたが得をしないので、少しだけ昨日の相場の話をしましょう。

昨日の日経平均株価は、
前日比271円高の「13,533円76銭」で終了しました。

私が危惧していた中期トレンドを表す
「75日移動平均線」の13,000円を下回ることなく反発しました。

良かったです。

もちろん、システムトレーダーにとっては、
それほど関係ないのですが、経済のことを考えると
上がった方が良いですからね。

そういった意味でも、良かったです。

ただし、まだ油断できない状況は続いています。

引き続き、トレンドの転換や短期的な株価動向を見るうえでも
コチラの外資系寄付き前動向を確認しておきましょう。

▼外資系寄付き前動向▼
http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/domestic_market/foreign_funding/foreign_funding.asp
(『外資系動向:日本株 – トレーダーズ・ウェブ(株式情報、FX情報)』より引用)

もし、500万株超の買い越しになった場合は、
株価が堅調な傾向にあります。

日々の株価動向が気になる方は、
ぜひ、この指標を毎日確認しておくと良いでしょう。

さて、話を戻しますが、

「含み損が大きいので塩漬けにします」

このひと言は、本当に残念でした。

いつもなら「残念でした(涙)」などと書けますが、
今回に限っては、笑う感情が全く出ず、「(涙)」などと
ふざけてられませんでした。

今、この株式投資ニュースをお読み頂いている
あなただけには、この「塩漬け」は、何とか避けて頂きたいものです。

お便りを下さった、みなさんには非常に申し訳ないのですが、
塩漬けは、株式投資で「大損する最短ルート」です。

塩漬けは、下がった株価が上がるまで持ち続けますので、
一見、理にかなっているように見えますが、
決してそのようなことはありません。

絶対に止めて下さい。

私はお便りを見て、
なぜ、塩漬けするのか不思議で仕方がありませんでした。

でも、塩漬けを選択する方にとっては、
私が不思議だという感覚が不思議かもしれません。

念のため、その理由を説明すると、、、

システムトレードの世界には「塩漬け」という「言葉ない」からです。

理由の理由になってしまいますが、
なぜ、言葉がないかと言うと、

売買ルールを作成する際、買いのルールだけでなく、
必ずセットで「売りのルール(手仕舞い)」も作るからです。

システムトレードというより、
トレード自体がそうですが、

トレードが成立するのは、「買う」ときではなく、
買って、「手仕舞い」をしたときです。

とくに、システムトレードは明確に「売りのルール(手仕舞い)」が存在するので、
塩漬けという概念がないのです。

売りシグナルが出れば、含み益がもっと出そうだろうが、
損失を抱えていようが、関係なく手仕舞いします。

しかし、、、

システムトレードのように、手仕舞いに明確なものが存在していないトレーダーは、

どうしても

「自分がいくらで買ったか」

を基準に手仕舞いのタイミングを考えてしまうのです。

○自分の買った値段より安いから売りたくない。

○あとちょっとでプラス10万円だからもう少し持っていよう。

○今売ると損が20万円出てしまうので売りたくない。

これらも、結局は「自分がいくらで買ったか」が基準なのです。

そして、残念なことに、これを基準にすると
「塩漬け」の選択が出てきてしまうのです。

選択というよりも、実際にしてしまうと、
はっきり言ったほうが良いかもしれません。

しかも・・・です。

こういった塩漬けの対象となりやすいのが、
「バイオ株」です。

バイオ株が代表的ですが、この類の株は、
実体経済をかけ離れた株価が付いています。

だから、塩漬けは危険です。

大損の元になりかねません。

いかがでしょうか。

さすがに今回はショックが大きく
自分の無力さを痛感してしまったので、
感情をこめて、ば~っとお伝えしてしまいました。

しかし、代わりに私が「塩漬けはダメです」と言っている
強いメッセージは伝わりましたでしょうか。

もちろん、

予め、長期保有を目的に割安な株を買い、
含み損が出ているから売らないというのはOKです。

これは、塩漬けの銘柄と全く意味合いが違います。

でも、もしそうでなかったならば、
それは、単なる塩漬けです。

もし、そうであれば、その行く末はアレです。

もう、あなたが取るべき行動は見えましたか?

もし見えたのであれば、
あとは、その行動を取るか、取らないかは、あなたの選択次第です ・・・

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■追伸

「塩漬けよりも浅漬け!」などとふざけて言いましたが、内容は本気ですよ⇒ http://goo.gl/UxC8h

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。