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From；西村剛
八丁堀の事務所より、、、
オモシロい情報を手に入れましたよ！
あなたにどうしても聞いていただきたい内容です。
よ～く、聞いてくださいね。
早いもので今日から4月です。
4月の第1週は機関投資家によって
株が買われやすいものです。
そして、それに伴い株価が上がりやすいアノマリーがあります。
それについては、こちらの記事でお話ししましたね。
それで、、、なのですが、
4月の2週目以降は、どうなっているのかな～？とフト思い、
ちょっと、検証してみたのです。
すると、こんな面白いことが分かりました。
まず、4月の第1週の傾向についてｈ、
改めて、確認しておきましょう。
日経225株価指数を対象に、
4月月初に買って5営業日目の引けで売った場合
検証結果はこのようになりました。
///////////////////////////////
〇勝率： 75.00 ％
〇平均損益（率）： 1.60 ％
〇平均利益（率）： 3.16 ％
〇平均損失（率）： -3.08 ％
///////////////////////////////
勝率75％、平均損益+1.6％です。
この結果を見る限り、
4月第一週はかなり強い株価上昇のアノマリーがあることが分かるでしょう。
ではその翌週以降はどうでしょうか？
4月5日の翌営業日に買って、
5営業日目の引けで売った場合の検証をしてみました。
結果は以下の通りです。
///////////////////////////////
〇勝率： 46.15 ％
〇平均損益（率）： -0.39 ％
〇平均利益（率）： 3.14 ％
〇平均損失（率）： -3.42 ％
///////////////////////////////
勝率も46％と、50%を下回っています。
平均損益もマイナスです。
よって、4月第2週前後は
株価が下がりやすいアノマリーがあることが分かるでしょう。
次に、4月10日の翌営業日に買って、
5営業日目の引けで売った場合の検証をしてみました。
結果は以下の通りです。
///////////////////////////////
〇勝率： 25.00 ％
〇平均損益（率）： -1.48 ％
〇平均利益（率）： 1.45 ％
〇平均損失（率）： -2.46 ％
///////////////////////////////
勝率も25％とかなり低く、
平均損益も1.48％のマイナスです。
4月第3週あたりからは、
そのあとのゴールデンウィークを控えて様子見の売りが出やすいのでしょう。
それに伴い、株価は明確に下がりやすい傾向にあることが分かります。
以上をふまえて、4月前半の傾向をまとめると、
〇4月１日～5日まで株価は「上がりやすい」傾向
〇4月6日～10日まで株価は「やや下がりやすい」傾向
〇4月11日～15日まで株価は「下がりやすい」傾向
ということが分かりました。
いかがでしょうか？
ちょっとした検証結果ですが、
4月に面白いアノマリーがあることがお分かりいただけたでしょう。
もちろん、今年もこの結果のようになるかは分かりません。
しかしながら、統計的に見て、このような傾向があることは分かりました。
ですので、おおよそこのような傾向があるということが分かれば、
〇4月の前半は株価が上がりそうだ！強気で臨もう！
〇4月の中旬以降は株価が下がりそうだ！慎重に臨もう！
という気持ちの準備につながるでしょう。
裁量トレードをしているトレーダーであれば、
そのままトレードに直結するような内容でしょうし、
システムトレーダーでも、
シグナルが発生したときに、躊躇なく売買する心の準備ができるかと思います。
「ちょっとした検証」でしたが、、、
案外、ポイントを押さえた面白い検証ではないでしょうか。
ぜひ、あなたの4月の投資戦略に役立ててくださいね。
■追伸
システムトレーダーになると「大きな損失は気になりません！」と言えてしまうのですが、
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西村 剛
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