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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、
日本株も、上昇トレンドに入るのでは・・・
もし、あなたがそのような淡い期待を
抱いているのならば、あなたに警鐘を鳴らしたいです。
昨日(5/13)の日経平均株価は、
前日の米国ダウ指数が最高値を更新したことを受け
大幅に上昇しました。
そして、前日比275円92銭プラスの14,425円44銭で終了しました。
さすがに、米国ダウのことや、
この上昇幅を見ると、日本株もそろそろ
上昇トレンドに入りそうな雰囲気が感じ取れるでしょう。
ですが、、、
あえて、私はこの雰囲気や感覚に警鐘を鳴らしたいです。
私は、この状況に決して楽観視はしていないません。
もちろん、無根拠で
こんな乱暴なことを言っているわけではないです。
なぜなら、、、
日経平均株価こそ、大幅に反発したものの、
新興市場は、あまり反発していないからです。
事実、昨日の株式市場においても、
日経平均株価が1.95%上昇したのに対して
東証マザーズ指数は1.57%の反発に留まりました。
12日に、日経平均株価は0.3%下落、
東証マザーズ指数は3.9%下落しているのですから
本来ならば下落率の大きかった東証マザーズ指数のほうが反発してもよさそうです。
ですが、実際はそうなっていません。
東証マザーズ指数のほうが、反発していないのです。
ということは、、、
そうならなかったのはやはり、
新興市場は、明確に下落トレンドに入っているからだと考えられるのです。
ちなみに、、、
今の株式市場の状況は「2006年」に似ています。
このときは何があったかというと、
忘れもしない、あの「ライブドア・ショック」があった年です。
この年については、
あなたも色々な思いがあるかもしれません。
私も、投資家として、トレーダーとして、
一つ節目を迎えるターニングポイントとなりました。
もしかすると、
もう思い出したくない過去として、
記憶の奥底に眠らせている人もいるかもしれませんよね。
ただ、やはり利益を上げるには、
そういったことも、事実として捉えることが重要です。
だから、話をすすめたいのですが、
○○ショックと聞くと、
もう何でも下落しているような印象があるかもしれません。
ただ、実際は冷静に見ると、
新興市場が約30%下落する中、日経平均株価は、それほど下がりませんでした。
日経平均株価が本格的に下落したのは、
「2007年半ば」からだったのです。
そのようなこともあり、
今の株式市場の状況は、「2006年」に似ていると考えているのです。
もちろん、未来の株価は予測できません。
だから、この私の考えていることが正しいとは言い切れません。
ただ、「備えあれば、、、」ではありませんが、
やはり、事前に分かることは情報として入れておいて損はないはずです。
システムトレーダーのあなたであれば、
こういった情報で、今どの売買ルールに注力すべきかなどが見え
心構えができますからね。
ということで、ぜひ2006~2008年にかけての
日経平均株価と東証マザーズ指数がどのように推移したかを確認しておいてください。
ヤフーファイナンスを活用すれば、
日経平均株価とジャスダック指数の複合チャートを見ることができます。
↓
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=998407.O&ct=z&t=ay&q=l&l=off&z=m&c1=&c2=&c3=&c4=&w=on&bc=
(『日経平均株価【998407】:国内指数 – Yahoo!ファイナンス』より引用)
ジャスダック指数と東証マザーズ指数は似た値動きをしますので、
参考になると思います。
物事は「楽観」「悲観」「中間(観)」の3つのシナリオで捉えておくと、
安定した結果を残すことができます。
ぜひ、今の状況に楽観することなく、
「悲観」「中間(観)」でも捉えるようにしておきましょう。
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西村 剛
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