来週木曜日発表のこの指標に注目!



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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

昨日配信したこちらの記事

昨日で株価上昇は終わった?

やはり、このメールマガジンを読んでいる方は、
優秀なトレーダーのせいか、非常に反響がありました。

ここのところ、相場に動きがなく、
なかなか解説しづらい状況が続いたいました。

ですが、ようやくポイントとなるときが来たので、
解説しましたが、あなたの疑問点と同じようだったので
よかったです。

 

ちなみに、、、
反響の多くは
「最近の相場が何かおかしいと思っていたので、それがスッキリした」
という類のものでした。

そういった疑問が解消されて
私も情報配信を日々続けていて、本当に良かったと思います。

 

さてさて、
その昨日ですが、昨日は「木曜日」です。

「木曜日」とえば・・・
さ~、あなたは「木曜日」と言えば、何を想像しますか???

考えてみましょう!








 

いかがですか?
もしや、、、何かのテレビ番組がよぎりましたか?

ま~、それはそれで良いのですが、
この木曜日に、私は一つ重要な指標に注目しています。

 

その指標とは、、、

「投資主体者別売買動向」です。

 

投資主体者別売買動向とは、、、

東証が発表する指標で、毎週木曜日に
その前週に、海外投資家、個人投資家、金融法人など、
どの投資家が株式を売買したのかが金額で発表されます。

ちょうど、昨日26日に6月第3週の投資主体者別売買動向が発表されました。

http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/stocks_data/investment_3/investment_3.asp
(『投資主体別売買動向:日本株 – トレーダーズ・ウェブ(株式情報、FX情報)』より引用)

 

この数字を見てみると、

○海外投資家(外国人投資家)は2534億円の買い越し
○個人投資家は3406億円の売り越し

です。

 

つまり、「外国人買い」「個人売り」ですね。

また、5月1週以降、
信託銀行が安定的に買い越しているのも見て取れます。

ちなみに、
信託銀行の6月第3週は、786億円の買い越しです。

 

総合すると、今の日本株の構図は、

個人投資家が売った株式(3406億円)を
外国人投資家(2534億円)と信託銀行(786億円)が買っている

と言えるでしょう。

 

信託銀行は基本的に年金基金だと考えてください。

そして、この状況は、
世界最大の年金基金である「GPIF」が
日本株のウェイトを増やすために、買い越しているのかもしれません。

つまり、そうなると
もうしばらく信託銀行は買い方にいるはずです。

やはり、このように大きな機関投資家が
もうしばらく買いにいると、これは株価にとって、安定材料になるでしょう。

 

ただ、株価が今後どのような動きを見せるかは、
あとは海外投資家の動向次第でしょう。

外国人投資家は、24日の安倍内閣による成長戦略発表で、
材料出尽しと考え、日本株を買うのをやめてくる可能性があります。

おそらく数字としては、
来週木曜日に発表される投資主体者別売買動向に反映されると思います。

だから、来週の投資主体者別売買動向は要注目です。

この結果次第では、
再び相場が動く可能性が高いでしょう。

 

ただ、、、
これも毎回のことですが・・・(笑)

私たちシステムトレーダーは、
仮に来週の「投資主体者別売買動向」がどのような内容にしても、

出てきたシグナルに従って、
淡々とトレードするだけです。

 

だって、あなたの売買ルールは、
「投資主体者別売買動向」が売り越しになろうが、買い越しになろうが
それは関係ないですからね。

 

だから、この動向に一喜一憂したり、
慌てたりする必要は全くありません。

それは、システムトレーダーである
あなたが一番よく分かっているでしょう。

来週木曜日も、
知らないよりは知っていたほうがいいかなという程度で
この指標を見れば良いのです。

 

ただ、、、

もし、このような指標を確認しておけば、

「今順張りのシグナルが出始めたのは外国人投資家が買っているからなのか」
「ここで信託銀行の買いがストップしたら押し目や逆張りのシグナルが出そうだな」

など、どの売買ルールが機能して、
シグナルが、この先どうなりそうかということが分かります。

そうなれば、まだシステムトレードに慣れていない人にとっては、
実売買へのメンタルトレーニングや心の準備ができるでしょう。

だから、そういった意味でも、
この指標を参考に、次に出るシグナルに備えるのも良いでしょう。

 

でも、、、

システムトレードは、本当に株価も見ないで、指標も見ないで、
出てきたシグナル通りにトレードするだけです。

だから、慣れてしまえば、思ったよりもはるか上をいった
ラクにカンタンに利益を上げられるトレード法なんですよね。

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■追伸

本気で一流システムトレーダーに
なりたいあなたは、まずこれを読むのが良いかも。

というより、、、あなたは、もう読んでいますよね?
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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。