違う、、、人違いだ(汗)



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From;西村剛
東京の自宅より、、、

 

あれは、たしか4~5年前のことでした。

彼を見た私の印象は、

「こんなに痩せてて大丈夫かな???」

というものでした。

ヒョロッとした彼は、
眼鏡をかけ、いかにも地方の大学生という
雰囲気が漂っていました。

 

まだ、学生だった彼は、
アルバイトとして会社に来ても、一体何をどうしてよいか分からず、
本当に右往左往していました。

ときには、私に怒られ・・・
ときには、平山に怒られ・・・

と、日々怒られる毎日。

それでも、彼は要領は悪いものの、
すこ~しずつ成長していきました。

最後はとあるメディアから依頼のあった
記事の情報収集など下準備をするまでに成長したのです。

 

そして、、、
それから、2年後の5月か6月頃だったと思います。
彼に久々に会いました、

久々の再会でしたので、
彼が、社会にどのような姿になっているか、

やはり最後の成長した姿を見ていたので、
期待を胸に、彼がいる部屋のドアを開けた瞬間のことでした・・・

「あれ・・・!?」
「いや~、違う違う、、、人違いだ(汗)」
「ん・・・!?」
「あ゛~~~~~~~~!」

 

そう残念なことに、、、

あのときの面影がないとは言いませんが、
彼への「こんなに痩せていて・・・」という印象はどこか彼方へ・・・

彼の顔はふっくらし、
そして、お腹も「おや???」という状況になっていました(汗)

まさに、過去を美化しすぎた私、、、
そんな自分にもちょっと残念さを感じた、あのときでした。

そして、何をかくそう、、、
こんなになってしまったのは・・・

そうなのです。
あの田村なのです・・・。

 

と言っても、本当に元々が痩せすぎていたので、
実際は、今がちょうどよいくらいですけどね(笑)

でも、彼はもとの体型があるので、
ちょっと今の自分に不満らしく

私も平山も、決して素晴らしい体型とは言えないので、
この7月の1ヶ月間で、ダイエット対決をすることになりました。

一応、対決ですので、

「一番体重が落ちなかった人が、他の2名にご馳走する」

という罰ゲームを導入しました(笑)

 

さて、ダイエット方法は、様々ですが、
どの時代になっても変わらないダイエット理論があります。

それは、、、

「消費カロリーを増やし、摂取カロリーを減らす」

です。

私自身、分かっていてもなかなかできないのは重々承知なのですが、
この理論は、当然ですよね。

まさに「入るものを抑えて、出るものを多くする」

 

こうすれば、理屈上いくらでも痩せる気がします。

た~だ、分かっているけど
なかなかできないのが、ダイエットです。

だからこそ、私も鉄の意思を持つべく、
こういった強制システムを取り入れて、
分かっているけどできない。。。というのを予防して頑張っています。

 

ちなみに、、、
何とか鉄の意思を維持したので、今7キロの減量に成功しました。

ちなみに、、、ちなみに、、、
ダイエットで重要なのは、もちろんあの理論もそうですが、

「代謝を上げること」のようですね。

だから、私は運動をしっかりし、
筋力をつけ、代謝があがるようにしています。
そうしたところ、上手く減量に成功したのです。

 

ただ、、、
実際は、ここからが勝負です。

さらに減量するのはもちろんですし、
加えて、「維持」をしなければなりません。
体型を維持して、はじめてダイエットは成功だと言えるでしょう。

 

だから、システムトレード言えば、

私は今、

「消費カロリーを増やし、摂取カロリーを減らす」という売買ルールを完成させ、

それを運用するために、「筋力をつけ、代謝を上げ続ける」という運用方法を習得したにすぎません。

 

私たちのトレードの成功定義である、
「長期にわたり安定して利益を上げること」で考えれば、
この売買ルールと運用を「継続」して、今の体型を維持しなければなりません。

もちろん、システムトレーダーのあなたであれば
いかに「継続」が重要か分かりますよね?

 

そうそう、せっかくなのでもう一つ話しておくと、
ダイエットの内容は、もう一つシステムトレードに似ている部分があります。

それは、「消費カロリーを増やし、摂取カロリーを減らす」という売買ルールの部分ですね。
置き換えると、こんな公式が成立します。

======================

利益=(1トレードあたりの平均利益ー1トレードあたりの平均損失)×トレード回数

なので、利益を上げるには、、、

○1トレードあたりの平均利益を増やす
○1トレードあたりの平均損失を減らす
○トレード回数を増やす

の条件をクリアする必要があります。
ダイエットであれば

○1トレードあたりの平均利益を増やすことが、「消費カロリーを増やす」、
○1トレードあたりの平均損失を減らすことが、「摂取カロリーを減らす」、
○トレード回数を増やすことが、「代謝をあげる」

======================

 

ということなのです。

システムトレードに限らずですが、
こうやって置き換えると、どちらがどうか分からなくなりますが、
色々と共通点がありますよね。

そうすると、システムトレードに切り替えるのに抵抗がある人も、
その抵抗がずいぶんと減るかもしれません。

もし、あなたがシステムトレードに切り替えるのを迷っていたら、
ちょっと他のものと置き換えてみると良いでしょう。

そうすると、案外切り替えの抵抗が減るかもしれませんよ。

 

ちなみに、、、

社内の風のウワサで聞きましたが・・・
秋山が若手2人に注意をするときは

「それカーブフィッティングでしょ?いいの?
何、それお客さんに教えられる?
は~ぁ、最悪だな・・・。

あのね~、キミがやっていることはね~、
システムトレードで言えば・・・

だからさ~、
システムトレードで言えば・・・」

 

と、やってしまった過ちへのお説教が、
全てシステムトレードに例えられるようです。

だから、例えがきつすぎて、槍でグサグサつかれるような気分になるそうです。。。

あ~、イヤだ、イヤだ・・・(汗)

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。