新興市場、下落トレンド入りか?



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From;西村剛
東京の自宅より、、、

 

相場に変化がありました。

今日は、その変化をあなたに印象付けたいので、
ムダ話はせず、要点をお伝えしましょう。

 

ご存じの通り、、、

昨日(7/16)の日経平均株価は、
前日比-0.1%の15379円30銭、

東証マザーズ指数はは、
前日比-1.9%の900.89ポイントで終了しました。

日経平均株価こそ小幅なマイナスに留まりました。

 

ただ、注目していただきたいのは、
日経平均株価ではなく、東証マザーズ指数です。

 

東証マザーズ指数は、
「25日移動平均線」の909.15ポイントを下回りました。

 

それが、何を意味するか?

それは、、、

新興市場が短期的には
「下落トレンド」に入る可能性が出てきたということです。

 

一方・・・

日経平均株価は、依然として、
「25日移動平均線」の15252円58銭を上回っています。

 

どうやら、これらの指標を確認する限り、
これまで好調であった新興市場が売られ
大型株が変われる流れにシフトしてそうなのです。

 

これは、ちょうど先日のコチラの記事などで、お伝えした流れです。

https://sys-tatsu.com/investmentnews/?p=2250

 

「大型株はGPIFによる買いが期待され株価は堅調に推移するだろう。
ただし、新興市場はすでに外国人投資家が売り越しているので、注意が必要。」

 

ということを、あなたにお伝えしました。

どうやら、本当にその流れになっていそうなのです。

 

新興市場は、
これまで相場を牽引してい「たミクシィ(2121)」や
「日本通信(9424)」の上昇もひと段落しています。

また、新しい相場のけん引役になる銘柄が見られません。

加えて、値動きが荒く個人投資家に人気のあった
「ディー・ディー・エス(3782)」が15日引け後に下方修正を発表し、
株価がストップ安になりました。

 

これらの要因が絡み合って、

どうやら、新興市場は、
短期的には下落トレンドに入りそうなのです。

 

ただ、、、

大型株が堅調なときは、仮に新興市場が下落トレンドに入ったとしても
一方的に急降下する暴落ではなく、

短期的に上げ下げを繰り返しながら、
下落トレンド入りするのではないかと思われます。

 

ただ、いつもの話ですが、
私たちシステムトレーダーは、相場がどう動こうと、
やることは一つです。

あなたが一生懸命作成した売買ルールから出てくる
シグナルを通りに、淡々と売買するだけです。

私たちシステムトレーダーにとって、
相場の動きは関係ありません。

関係あるのは、シグナルだけです。

だから、何にも動じず、
いつも通り、売買していきましょう。

 

そうそう、

もうカンが良く、優秀なシステムトレーダーである
あなたであれば、もうお気づきだと思いますが、、、

 

こういった局面で有効なのは「押し目買い」です。

押し目買いは、上昇トレンドにある銘柄の
一時的な下落を捉える戦略です。

今のような大型株が堅調で
かつ新興市場が下落するような状況では、
比較的機能しやすい戦略です。

もし、あなたが押し目買いを使っているのならば、
ぜひ、これに注目しておくと良いでしょう。

上手く利益を捉えるチャンスが出てきそうですから。

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。