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From;西村剛
東京の自宅より、、、
今日は、久々に
これからの相場動向についてお話ししましょう。
実は、これまで何回かご紹介してきた、
私が相場の状況を把握するために使用している指標に
ここ最近、変化が出てきました。
まず、その指標ですが、、、
その指標とはコチラです。
【株価位置(200日)80%以上の銘柄数】
私は、この「株価位置(200日)80%以上の銘柄数」が
その日その日に、何銘柄あるかで相場の動向を確認しています。
もちろん、システムトレーダーですので、
相場動向は関係ないのですが、
やはり、単なる「株ヲタク」ということもあり(笑)
システムトレードとは別に気になってしまうのですよね。
ただ、私はシステムトレーダー。
そして、あなたもシステムトレーダーです。
だから、決して自分たちのカンで判断するのではなく、
こういった生きた指標で、できるだけ正確に把握できるようにしているのです。
さて、この「株価位置(200日)80%以上の銘柄数」ですが、
現時点では、
【1078】
という数字が出ています。
ちなみに、、、
直近3年間で、この銘柄数が1000を超えた局面は
大きく分けて3回あります。
//////////////////////////////////////
○2014年1月8日~1月23日(18営業日)
○2013年1月4日~5月22日(93営業日)
○2012年2月22日~4月3日(29営業日)
//////////////////////////////////////
ちなみに、ちなみに、、、
この間の日経平均の値動きは以下の通りです。
//////////////////////////////////////
○2014年1月8日~1月23日 -2.6%
○2013年1月4日~5月22日 +46.2%
○2012年2月22日~4月3日 +5.2%
//////////////////////////////////////
そして、ちなみに、ちなみに、ちなみに、、、
私は、この指標「株価位置(200日)80%以上の銘柄数」が
【1000】を超えたときは、
「概ね株価は高値圏にあり天井を打つ可能性が高い。
ただし、本格的な上昇相場のときは、上昇相場の初期段階である。」
と考えています。
直近3年間で見ると、、、
2013年が上昇相場の初期にあたり、
その後、日経平均株価は46%上昇しました。
また、2012年も5.2%上昇しており、
小さいながらも上昇相場の初期と言えるでしょう。
一方・・・
2014年は、2.6%下落しています。
このときは、ちょうど株価の天井を打ったようでした。
明確に数字を記録したのは、この3回なのですが、
過去の「日経平均株価のチャート」と「株価位置(200日)80%以上の銘柄数」の関係を見ると、
やはり、そのチャートの関係からも
「概ね株価は高値圏にあり天井を打つ可能性が高い。
ただし、本格的な上昇相場のときは、上昇相場の初期段階である。」
と見ることができるのです。
だから、、、
私は、この銘柄数が「1000」を超えたタイミングは、
相場の転換点の目安になると考えています。
そうそう、
今回ですが、今回はは、7月2日にこの銘柄数が1000を超えています。
そして、昨日(7/29)時点で、日経平均株価は、
○2014年7月2日~現在 +1.6%(19営業日目)
という状況です。
ということは・・・
となりそうですが、今のところ数字だけでは、
今の株価上昇が、2013年1月からのように上昇相場の初期段階か、
それとも2014年1月のような株価の天井かは分かりません。
というより、
将来の株価は、誰も予測することができないので、
誰も分からないと言ったほうが適切でしょう。
ただし、、、
この銘柄数が1000を初めて超えてから19営業日に入っています。
だから、2014年のような本当の株価の天井だった
というようなことはないと考えるのが順当でしょう。
もしかすると、仮に29営業日続いた
2012年の上昇率+5.2%程度に今回も収まると考えるならば
日経平均株価は16,168円くらいの可能性はあるかもしれません。
今日の話を総合すると・・・
簡単なテクニカル指標で構わないので、
このように「日経平均株価」と「そのテクニカル指標で買いに該当した銘柄数」を
見比べてみると意外に使える指標が見つかということです。
しかも、、、
私はこの「株価位置(200日)80%以上の銘柄数」を公開してしまっていますので、
この指標は差別化につながらないかもしれませんが、
あなた独自のものが見るかると、
それは、売買ルールの差別化につながるでしょう。
買いルール、売りルールそのものに使えたり、
フィルターに使えたりもしますので、
非常に有効だと思います。
これは、私たちシステムトレーダーが
さらに利益を上げるための一つのヒントになるでしょう。
カンタンに実行してみましょう!と言っても難しいかもしれませんが、
ぜひ、あなたも実行してみましょう。
もし、難しい場合は、
私の公開した「株価位置(200日)80%以上の銘柄数」を使うのも手段の一つだと思いますので。
いずれにせよ、、、
動けば、利益になります。
動かなければ、利益になりません。
どちらを取るかは、あなたの選択次第です。。。
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