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From；西村剛
八丁堀の事務所より、、、
今日は「重要」な話をします。
もちろん、いつも重要な話をしていますが(笑)
システムトレードをしているあなたにとって、
利益を左右する話です。
中でも、逆張りや押し目買いを使っている
あなたにとって、本当に重要な話です。
だから、絶対に見逃さないようにしてください。
さて、、、
その重要な話をする前に、
それに関連して、ここ最近の市場について確認しておきましょう。
8月1週(8月4日～8月8日)の
「投資主体者別売買動向」が発表されました。
↓
http://www.tse.or.jp/market/data/sector/
（『東証 : 投資部門別売買状況（株券/CB）』より引用）
株式市場全体は、
○海外投資家が4571億円の売り越し
○信託銀行が73億円の買い越し
○個人投資家は4508億円の買い越し
です。
8月1週は、
イラク情勢の悪化やウクライナ問題の緊迫化などで
日米の株式市場が大きく下落した週でした。
その中で、海外投資家がリスク回避的な動きから
日本株を売り、個人投資家が買っている構図が読み取れます。
また、、、
先週大きく下落した東証マザーズでは、
○海外投資家が39億円の売り越し
○信託銀行が37億円の売り越し
○個人投資家が40億円の買い越し
でした。
東証マザーズでは、
リスク回避的な動きから海外投資家と信託銀行が売り、
個人投資家が買っていることが読み取れます。
ただし、これはあくまでも先週の話です。
今週に入り株式市場も落ち着きを取り戻しています。
だから、今回の海外投資家の
大幅な売り越しは収まっていると思われます。
しかし・・・
来週以降も続くようであれば少し注意が必要です。
実は、それが今日話す重要なことなのです。
システムトレーダーのあなたは必見です。
そして、逆張りや押し目買いを使うあなたはさらに必見です。
先週のような暴落局面では、
逆張りや押し目買いなどの
株価が下がるとシグナルが発生するタイプの売買ルールで
シグナルが大量に発生しました。
おそらく、一時的には
フルポジションになっていたのではないでしょうか。
それくらい、絶好のチャンスでした。
ただ、、、
ここで悩ましいのが・・・
シグナルが大量に発生するタイミングは
まさに買いのタイミングはあるが、
成績向上のための重要な要素は、
「シグナルが大量発生したときに何から買うのか」
だということです。
ちなみに、これ勘違いしてはいけないのが、
出たシグナルに対して、どれから順番に買うかではないので
注意してくださいね。
続きの話をしっかり聞いてください。
例えば、、、
株価が暴落しシグナルが大量に発生したとき、
○移動平均乖離率が大きい銘柄から買うのか
○株価があまり下がっていない銘柄から買うのか
○売買代金が大きい銘柄から買うのか
このように暴落時に何から買うのかで
成績が大きく異なります。
システムトレードでは資金管理機能にある
「エントリー時の優先順位」
これをどのように設定するかが重要な要素なのです。
この設定次第で、
成績は大きく変わってしまいます。
そして、これは「見逃しやすい要素」でもあります。
だから、ぜひあなたはこれを見逃さずに
売買ルールの改良をするとよいでしょう。
売買ルールの作成というと、
どうしても、買いルール、売りルールに目が行きがちです。
でも、実は、こんなところにも
非常に大切な要素が隠れているのですよね。
ぜひ、今日からあなたも
「エントリー時の優先順位」に注目して検証してみてください。
きっと、一般的なトレーダーにとって
トレードで利益を上げるのに重要なのは、、、
「何の銘柄を買うか」でしょう。
でも、
私たちシステムトレーダーにとっては、
「何の銘柄を、どのような優先順位で買うか」
それが重要なのです。
こう見ると、やっぱり私たちシステムトレーダーは、
一歩先に行っていますね。
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西村 剛
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