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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、
どうやら、そろそろこれ以上引っ張るな!
という声が聞こえてきそうですね・・・(汗)
でも、少しだけ思い出に浸らせて下さい。
今日は、とうとう来ました「あの日」です。
あなたの気持ちは今・・・
どのような心境でしょうか。
私はというと、、、
ちょっとセンチメンタルな気持ちです。
何と言うのでしょうか。
長年愛したものだけに、
それが急にどこか遠くに行ってしまい悲しい気持ちなのです。
あれと言えば、長年業界で勝ち組とも言える存在でしょう。
そして、純真なイメージがあります。
それが、とうとう遠くに行ってしまったのが、この日なのです。
もう、あなたはお気づきでしょうか?
今日が、何の日か?
それは、、、ファンなら忘れられない
あの名馬
「オグリキャップ」の命日なのです。
その後も、数々の名馬が出てきましたが、
オグリキャップのように、キャラクターとして、
グッズが、あれほどまでに一般に出回った競走馬はいないでしょう。
記録、記憶とともに本当に名馬です。
・・・・
あれ?
もしや皆さん、私に今日上場する「サントリー」の話を求めていますか(汗)
申し訳ございません。
上場する日を間違えてはいけないと思って、
インターネットで検索したら偶然にも今日が
あの名馬オグリキャップの命日だということが分かりました。
私は競馬ファンというわけではありませんが、
この名馬の記憶は、十分にあります。
だからこそ、思わず語ってしまいました。
さて、いくら名馬とはいえ、
株と関係ない話ですので、少しは昨日の株式市場について
振り返りましょう。
昨日(7/2)の株式市場は、日経平均株価が
約1ヶ月振りに、1万4000円台に回復しました。
ちなみに、これまでも中期トレンドの指標としてお伝えしている
「75日移動平均線」は、約13,400円です。
つまり、この水準を割らない限り、
日本株は、再び上昇トレンドに入ったと考えて良いでしょう。
これまで、どっちつかずのトレンドでしたから、
ようやくはっきりしました。
また、この「75日移動平均線」だけでなく、
需給面を確認するために、「外資系寄付き前動向」を確認しましょう。
http://www.fairtrade.co.jp/r/wc0ua
(『外資系動向:日本株 – トレーダーズ・ウェブ(株式情報、FX情報)』より引用)
こちらを見る限り、外国人投資家は、
買い越しに転じてします。
これを考慮すると、あとは個人投資家の動向次第で
流れが決まりそうです。
では、この個人投資家の動きは、
どのように確認すれば良いのでしょうか。
「外資系寄付き前動向」のようなものがあるわけではないので、
ちょっと分かりにくい情報です。
そこで、私がおススメするのが、
○マザーズ指数
○JASDAQ-TOP20指数
などの指標です。
ここに最も動向が現れます。
仮に、この2つの指標が大崩しなければ、
日本株の二大投資家である外国人投資家と個人投資家が
買い越し基調にあると言えます。
そうなれば、日本株は再び上値を目指す展開になるでしょう。
これが現実になれば、
しばらくの間、不安だった皆さんも、少しは心が安定するのではないでしょうか。
ただし、、、
一方で、このように明るいニュースだけがあるわけではありません。
依然として、中国経済の破綻リスクは
これまでになく、高まってきています。
これは、日本株にも影響することが考えられますので、
ぜひ、以下の2つの指標を、日々確認しておきましょう。
▼香港ハンセン指数▼
http://www.fairtrade.co.jp/r/FvtVh
(『香港ハンセン【^HSI】:海外指数 – Yahoo!ファイナンス』より引用)
▼上海総合指数▼
http://www.fairtrade.co.jp/r/rYZLP
(『上海総合【000001.SS】:海外指数 – Yahoo!ファイナンス』より引用)
確認することで、少しでも早く動向を感じることができます。
いくらシステムトレーダーでも、慣れていない限り、
いざ、シグナルが出ると、あたふたしてしまう場合もあります。
そうならないためにも、こういった動向を確認し感じることで、
心の準備をできるようにしておくと良いでしょう。
さてさて、
あれだけ今日はオグリキャップと言っておきながらではありますが、
キチンと、「(2587)サントリー食品インターナショナル」の話もしておきましょう。
これは、待ちに待った上場でしょうか。
上場していないことが不思議な企業の代表格「サントリー」が、今日上場します。
個人投資家の投資意欲が大きく増すことが期待できそうです。
「(2587)サントリー食品インターナショナル」は、
缶コーヒーのBOSSや緑茶「伊右衛門」で
おなじみの飲料メーカーであるサントリーの中核企業です。
この企業が上場するのです。
想定時価総額は約9,600億円です。
これは、日本航空や電通、オリンパスと
同じクラスの大きさです。
だからこそ、個人投資家の投資意欲が
左右されそうなイベントとも言えるでしょう。
では、このイベントは、
私たちに、どのような影響があるのでしょうか。
ただ、「上場!」と言っても、
あなたが気になるのは、それが何を左右するかです。
申込んだ方は、それで利益が上がるかに
一転集中だと思いますが、それ以外の方にとっては、
このイベントで、株式市場の何が変わるかです。
最後に、それについてお話ししましょう。
この影響は「公募価格」がカギを握ります。
こういった大型企業の上場は、
多くの個人投資家が申込んでいるものです。
つまり、上場後の初値が公募価格の「3,100円」を大きく上回れば
申込んだ個人投資家が楽観的になることが予測されます。
そして、その儲かった利益で、さらに別の株を買う流れが
起きることが想定されるでしょう。
ですので、、、
今日のサントリー食品の初値が公募価格を上回れば、
個人投資家のムードが、より楽観的になる可能性が高いでしょう。
反対に・・・
初値が公募価格を下回ることがあれば、
ようやく回復しつつあった個人投資家のムードが冷え込む可能性があります。
先ほど、お伝えしたように
個人投資家は、外国人投資家にならぶ二大投資家ですので、
この公募価格の、どちらに転ぶかで、ムードが変わってしまうのです。
たった1社の上場が、
これほどまでに影響することは、なかなか想像しにくいかもしれません。
しかし、この上場は、今後の個人投資家の投資意欲を占う
重要な局面であります。
昨日の株式市場の振り返りで「上昇トレンドに入った」と言っておきながら、
矛盾してしまいますが・・・
そういった意味では、この上場が、今後の日本株のトレンドを左右すると言っても過言ではないのです。
だからこそ、この初値に注目です。
ぜひ、見逃さないようにしましょうね。
■追伸
そういえば、この本を書いた現役サラリーマントレーダーはIPOを狙った投資も武器のようです。
でも。。。こんな地べたを這いつくばった投資法も武器のようですね。
↓
http://www.fairtrade.co.jp/r/vsujc
西村 剛
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